カップルにとって良い関係を続けていくために大切なのがセックスです。セックスに対する考え方には男女差があるため、お互いの思いを尊重しなければセックスレスに陥ることもあります。
カップルがセックスレスにならないためは、どれくらいの頻度でセックスをするのが良いのでしょうか?
筆者はセックスの頻度が減り、最終的にそのセックスの回数が原因でお別れにつながった恋愛を経験しました。そんな筆者の体験談を交えながら、女性にとってちょうど良いセックスの頻度やエッチの回数をお伝えしていきしましょう。
◆目次◆
筆者プロフィール
京都に住む2児の母・ぽぽです。
現在は幸せな家庭を持つことができましたが、昔は思いのまま、まっすぐ突っ走りがち。
恋愛では痛い思いをしたこともありました。
そんな恋愛経験から、女性が幸せをつかむために、自分をどのようにふるまうべきなのか広めていきたいです。
初めてのセックスは高校1年生のとき
女性にとって理想的なセックスの頻度をお伝えしていくために、筆者が実際に体験したセックスの頻度と愛情の関係をお伝えしていきたいと思います。
筆者は、中学1年生のときから大学1年までの4年半、1人の男性と付き合っていました。
彼氏は1つ上の先輩で、恋愛経験がほとんどなかった筆者にとっては、彼が恋愛における初めてをたくさん教えてくれました。
初めてキスをしたのも、ケンカをしたのも、ヤキモチを焼いたり、切なくなったり、心から満たされる感覚も彼に出会って味わいました。
そして、初めてエッチをしたのも彼でした。
初めてのエッチは、筆者が高校1年生のときでした。
初めてのセックスは痛みと恐怖でいっぱい。
愛情がどうかなど考える余裕などまったくなく、セックスなんて2度とごめんだと思ったほどでした。
セックスの頻度は高校生でも増えた
そんな初エッチを体験したにもかかわらず、セックスの頻度は高校生でもどんどん増えていきました。
まだ高校生だった筆者らはラブホテルなどに行くわけにはいきません。
そのため、デートは常に彼のおうちでした。
日曜日、お互いの部活動が午前中で終わるときには、午後から必ず彼の家へ遊びに行っていました。
筆者は初エッチを経験するまでに、彼と付き合って10ヶ月の時間がかかりました。
しかし、以降は彼氏は会うたびにセックスを求めてくれるようになり、回数は増えていきました。
高校生という思春期真っ只中で、興味と欲求があふれていました。
彼氏の部屋でしばらくゴロゴロ過ごすと、決まって彼氏は筆者ベッドへ誘ってきます。
初エッチの時はあんなにも痛かったのに、セックスの回数を重ねるごとに、エッチの心地良い快感を得るようになりました。
それは、セックスでの彼からの愛情や、筆者を喜ばせたいという思いが伝わてきたから。
そして、その彼からの愛情に筆者も応えたいと思うようになり、セックスをとおして確実に愛を育んでいました。
この高校生のころは、彼氏と会うのはだいたい週1回から2週に1回のペースでした。
その中で、セックスなしのデートはほぼありませんでしたので、セックスの頻度も週1回から2週に1回でした。
筆者も彼氏の家に行くことがわかっているときは、セックスをする前提でした。
下着を選んだり、ムダ毛の処理を徹底したり、脱がせやすい服装を心がけたり。
とにかく彼氏からセックスを求められることで愛情を感じ、安心することができました。
セックスの頻度が減って感じること
彼氏とのお付き合いが2年を過ぎたころも、付き合いはじめと同じくらい彼氏はセックスを求めてきてくれていました。
だからこそ、筆者は「もっときれいだと思われたい」「魅力的と思われたい」と努力できました。
しかし、付き合って2年半を過ぎたくらいから変化が訪れます。
彼氏の家に遊びに行っても、彼氏がセックスを求める頻度が減ってきたのです。
目が合うたびにキスを交わしていたほどだったのに、筆者から言わないとキスすらしなくなりました。
「本当はもっと求めてほしい」と心では思っていましたが、それをなかなか口にはできませんでした。
新しい下着をつけてみたり、香水を変えてみたり。
小さな努力を重ねてはみたものの、彼氏にその努力は伝わることはなく、悶々とした気持ちを抱いたまま帰ることも増えました。
ベッドで2人でゴロゴロしていても、彼氏からセックスを求めて来る気配がなく、「何もしないの?」と勇気を出して聞いてみたことがあります。
すると、彼氏は「眠たいから」と言って、そのまま本当に寝てしまったのです。
ひとたびそう言われてしまうと、次からは女性の筆者からエッチに誘うことも怖くなってしまいました。
セックスの頻度が減ったことが原因で別れへ
セックスの頻度こそ減ったものの、彼氏のことを好きな気持ちに変わりはなかったし、彼氏もまた筆者を好きな気持ちはあったと思います。
そのころ、筆者が地元ではない県外の大学へ進学が決まりました。
遠距離恋愛になることが決まり、別れの日は彼氏は今までにないくらい彼女の筆者を求めてくれたし、愛情は十分に伝わっていました。
しかし、いざ遠距離恋愛になって見ると、彼氏とのセックスの頻度は当然のごとく減り、2人のセックスレスはますます悪化してしまいました。
セックスはおろか、会うことさえもなかなかできない状況の中で、月に1回から2回、彼氏は筆者の家まで泊まりで会いに来てくれました。
ところが、月に1、2回しか会えないにもかかわらず、「移動で疲れた」「人混みがしんどくて」など彼氏は言い、ダラダラ筆者の家で過ごしてセックスしないまま帰ることもありました。
彼氏は会っているときも会っていないときも、筆者のことが好きだと言ってくれます。
でも、その愛情が信じられなくなっていたのは、セックスの回数が減ったセックスレスの状態のせいだったと思います。
ことばではなくて、女性として求められたいと思っていたし、愛情を感じたかったのです。
結局、セックスの回数が減て寂しい気持ちや、なんともやりきれない気持ちを彼氏にぶつけることができませんでした。
そして、新しい環境に慣れたころに筆者に好きな人ができ、その彼氏とはお別れを迎えました。
セックスの頻度が多い方が女性は良い?
さて、セックスの頻度は多い方が、やはり女性にとっては良いのでしょうか?
まず、男性が思っている以上に、女性はもっとセックスを求められたいと思っているものです。
統計によると、女性にとってちょうど良いと考えるセックスの頻度は、最低週に2回だそうです。
意外と多いと思いませんか?
女性と男性とでは、セックスに求めるものが根本的に違います。
男性にとってのセックスは、性的欲求を解消するための行為としての役割が大きいかもしれません。
一方で、女性はセックスによって、男性から女性として本当に愛されていると感じることができます。
いくら言葉で「愛している」と言われても、セックスを求めてもらえなければ、「女性として魅力的ではないのかな?」「女性として愛されていないのかな?」と不安になります。
「週に2回はセックスしたい」というのは、決して欲求不満だからというわけではないのです。
男性は疲れていてしんどいときもあるし、セックスしなかったから愛していないと直結されるのは心外かもしれません。
でも、心と体が直結している女性にとっては、セックスの頻度はとても重要なことなのです。
セックスレスにならないために
セックスの頻度がカップルや夫婦にとって、とても重大な問題になり得ることはおわりいただけたと思います。
では、セックスレスにならないためにはどうすれば良いのでしょうか?
まず、女性は、男性がセックスしたいと思うように色々な努力をすべきです。
- セックスがマンネリ化しないように、少しセクシーな服を着てみる
- 彼氏好みの下着をつける
- 時には思い切って自分からセックスに誘ってみる
など、常に受け身ではなく、攻めの姿勢を見せることは彼氏にとっても刺激になります。
また、男性は、気分が向かない時や体が疲れているときは仕方がないため、断り方を工夫しましょう。
「疲れてるから」「面倒くさい」と一方的に拒否するのは良くありません。
ハグしたりキスしながら「今日はちょっと疲れてるから、くっついて寝るだけでも良い?」とか、「明日にお預けね。」といって腕枕で寝るだけでも、受け取る側は違います。
一度セックスを拒否されてしまうと、女性は自信をなくしてしまいます。
また男性をセックスに誘うのにはとても勇気がいります。
その積み重ねがセックスレスに繋がっていくので、お互いの思いやりや努力が必要なのです。
まとめ
セックスの頻度が減ってしまうことは、どんなに愛情のあるカップルでも2人の間に溝を作る重大な問題です。
セックスに対する考え方が男女では違うため、きちんと相手を思いやる姿勢や努力する姿勢がなければ、すれ違いが生じてセックスレス につながってしまいます。
女性は、女性としての魅力を存分に磨くべきだし、男性は女性への思いやりを忘れてはいけません。
セックスがお互いのストレスにならないように、互いの気持ちを尊重しましょう。