結婚はその後の人生を左右する大きな出来事ですから、簡単には決心できないもの。しかし、高望みも禁物。22歳で結婚を決意した筆者の経験から、結婚において妥協しても結婚生活に問題はない点、逆に絶対に妥協すべきでない点についてお教えします。
◆目次◆
筆者プロフィール
京都に住む2児の母・ぽぽです。
現在は幸せな家庭を持つことができましたが、昔は思いのまま、まっすぐ突っ走りがちで、恋愛では痛い思いをしたこともありました。
そんな経験から、女性が幸せをつかむために、自分をどのようにふるまうべきなのかを広めていきたいです。
22歳で結婚した経験談
筆者は22歳の時に約1年お付き合いした彼と結婚しました。
当時は3月に大学卒業を控えていましたが、2月に籍を入れたので学生結婚でした。
なぜその若さで結婚を決心したのか、結婚に至るまでの流れと結婚の決め手をお話しします。
彼氏とのお付き合い
現在の夫とお付き合いが始まったのは、筆者が21歳の秋でした。
筆者も彼も趣味でバレーボールをしていて、出会ったのは何年か前ではありましたが、再会したのをきっかけにお付き合いが始まりました。
筆者は、第一印象で男性を選ぶことが多く、見た目もタイプの方としかお付き合いしてこなかったのですが、彼はこれまでのタイプとは少し違いました。
出会ってからも時間は経っていましたし、見た目もタイプではなかったので、なぜお付き合いに至ったのか今でも分からず、縁だったのかなと今いまは思います。
結婚を意識し出したきっかけ
順調にお付き合いは進みましたが、まだ若く学生だった筆者は、結婚というものを意識したことはありませんでした。
彼氏とのデート以外にも、学校に遊びに日々忙しく落ち着きのない毎日でした。
しかし、彼は4つ年上で、早くから働いていたため、結婚を意識し始めていたようでした。
付き合って半年経った頃、筆者が酔って筆者の家に来た際に、ふざけた感じではありましたが「結婚しようか」と言いました。
その言葉に、筆者も初めて結婚というものを意識するようになり、彼との結婚を頭で描くようになりました。
結婚が具体的になったきっかけ
結婚がお互いの心にはあるものの、筆者は次の4月から新社会人ということで、彼氏もタイミングを見ていたようでした。
筆者の中でも、ある程度働いて落ち着いた頃に、と考えていました。
しかし、結婚話が具体的になったのは、彼氏のお母さんがきっかけでした。
彼氏が食中毒による腸炎で緊急入院することになり、お見舞いに行った帰りに彼のお母さんとお茶をすることになりました。
義理母さんとは一度紹介された後でしたが、会うのは2回目でした。
色々話をした後、彼が体を壊して心配したこともあったのか、義理母さんから
「結婚について考えたりしてるの?」
と聞かれました。
「就職して落ち着いたら一回話をしたいと思っています。」
と答えると、彼氏はすでに義理母さんに、筆者と結婚したい旨を伝えていたらしく、筆者にもその気持ちがあることに義理母さんはとても喜んでいました。
「2人にその気があるなら、先延ばしにしなくて良いんじゃない?」
この言葉をきっかけに、具体的に2人で結婚について話し合うことになったのです。
彼氏からのプロポーズ
彼氏からのプロポーズは、夜景の見えるレストランでも、花束を渡されたわけでもありませんでしたが、急な出来事でした。
デート中に彼氏が、改めてきちんと両親に紹介したいと言われました。
筆者は、「就職して落ち着いてからにして欲しい」ということを伝えましたが、彼氏は「就職する前に結婚したい」と言いました。
彼氏のお母さんも、結婚を先延ばしにする必要ないということを、彼氏にも伝えていたようでした。
春から私立高校で英語教諭として内定していた筆者に対して、彼氏は
「いつか結婚するなら苗字が変わるのも仕事柄混乱するから」
と説得してきたことが実質プロポーズとなり、筆者も了承しました。
妥協する?妥協しない?結婚の決め手
いままでお伝えしてきたように、筆者は比較的急に結婚を決めることとなりました。
そんな急な展開の中でも、流されるまま結婚を決めたのではなく、きちんと考えたうえで結婚を決めています。
その理由は次の3つです。
①両家の両親の賛成
彼氏のご両親も早くに結婚していたこともあり、結婚したい意思があるなら早い方が良いという考え方だったことで、2人の結婚に大賛成してくれました。
また、筆者の両親は、逆に結婚が遅く高齢出産だったため、筆者には早く結婚して欲しいと考えていました。
そのため、若くで結婚することに賛成してくれました。
②彼氏が経済的に安定していた
筆者はまだ学生で、世の中のことも何も知らない年でした。
一方で、彼氏は早くから社会に出ていて経済的に自立していたことから、結婚した後の生活についても具体的に描くことができました。
③居心地が良かった
とても気を使ってしまいがちな筆者が、彼氏と同じ空間にいても無言でも過ごせるし、好きなことを言えるし、好きなことをして過ごすことが交際しているときにできていました。
ありきたりだけど、これは結婚する上でとても大切なことです。
長お互い居心地が良くないと長く一緒にはいられませんよね。
結婚には妥協も大事!?
結婚当時、他のみなさんに比べれば、若かった筆者はあまり後先考えずに結婚に踏み切った部分も大きかったと思います。
周りの友人たちを見ていると、歳を重ねるごとに、相手の
- 年収
- 学歴
- 住むところ
など条件が増えていき、なかなか勢いだけでは結婚できなくなるもの。
でも、完璧に自分の理想にかなう人などそうそういないので、結婚する際には妥協点を見つけることも重要です。
筆者が結婚する上で、妥協したけれど結婚生活に問題がないと思う点を挙げますね。
①学歴
筆者の夫は中卒です。
当時大学生だった筆者は、中卒と聞いて正直引いてしまった部分はありました。
しかし、学歴と人間性は関係なく、学歴がなくてもちゃんと働いてお金を稼いでいれば何の問題もありません。
②見た目
筆者は細身で身長が高く、穏やかな表情の方がタイプ。
しかし、夫はガタイのいいラグビー選手のような体型に、少しいかつい顔つきです。
正直全くタイプではありませんでしたが、それも長く一緒にいる上では何の問題もありません。
③子供嫌い
夫は子供嫌いです。
よく、子供好きというのは女性ウケがいいと言いますが、結局のところ、子供が嫌いでも我が子は別です。
いざ自分の子供が産まれたら、みんなデレデレするものです。
結婚で妥協してはいけない点
結婚するときにいくら妥協が大切とは言っても、結婚は自分の人生を左右することですから、なんでも良いわけではありません。
周りの友人の話を聞いたり、筆者自身の結婚生活を考えて、絶対に妥協すべきでない点をお伝えします。
①職がない
筆者個人の考えですが、年収が多少少ないというのは、今のご時世仕方ありませんし、共働きならばそこまでこだわる必要はありません。
しかし、働かない人との結婚は絶対うまくいきません。
きちんと仕事をして、少なくても安定したお給料のある方でないと、生活をするのは難しいです
②お互いの両親との関係
結婚するのは彼氏であって、親がどうであれ関係ないと思っているかもしれません。
しかし、結婚は両家の親族が親戚になるということ。
- 相手の両親と自分が明らかに馬が合わない
- 相手と自分の親がうまくいかない
というのは、揉めごとの大きなきっかけとなります。
嫁姑問題は小さなことなら日常茶飯事でも、結婚生活を揺るがすほどの不仲もあり得ます。
結婚前に、必ず互いの両親との関係がある程度うまくいくかを考えなければなりません。
まとめ
22歳で結婚を決意した筆者が、その経験をもとに、結婚において妥協しても良いと思える点と、妥協したら後々大きな溝になると考えられる点をご紹介しました。
結婚は人生のビッグイベント。
妥協できる点は妥協して、自分がずっといっしょにいて居心地の良い相手を選びましょう☆