筆者が大学生の頃が多かったですが、彼氏と別れて付き合っている人がいない期間に、よく親友たちと女子力を高め、「彼氏を作るには自分磨きをしないとだよね!」と、ことあるごとに話していました。
筆者の中で、自分磨きと言えば、趣味やダイエット、化粧といった、「自分を良く見せる方法」を追求することでした。料理教室、ヨガ、ベリーダンスなど、どれも女性らしいかわいらしく見える習い事や趣味の体験レッスンを受けに行ったり、実際に通ったりしていました。テレビや雑誌でも取り上げられる女子力の高い習い事、と言われるものでした。
しかし、実際に通ってみても、彼氏や気になる人は現れず、「こんなに頑張っているのにな…」という感想を抱いていました。その後、筆者は大学のサークルに入り、恋愛以外のことを意識して行動することで、結果的に恋人にも恵まれることに気づいたのでした。
今回は、筆者の恋愛のための自分磨きが恋愛に繋がらず、結果的に無理に飾らずに生活していることで恋愛がうまくいった体験談をみなさんと共有したいと思います。
◆目次◆
筆者プロフィール
関西に住む20代ライターのあおばです。
自分を押し付けてしまう恋愛、遠距離恋愛、浮気された経験、同棲などを経て現在理想の彼と交際中。
将来の夢は彼と2人とも好きな仕事をして、大好きな国で生活することです。
彼氏ができない!無理な恋活はモテません
まずは、筆者が無理に「彼氏ができない」「彼氏が作りたい」などと焦り、恋活をしたけれどうまくいかず、自分の気持ちに素直になったら逆に恋愛がうまくいった体験談からお伝えしていきましょう。
安直な気持ちでお料理教室へ
筆者が大学生で、お付き合いしていた彼氏と別れてしまい、彼氏ができないフリーの期間、恋活的な意味も少し含め、ちょっと気合いを入れて料理教室に通っちゃおうかなと考えたことがありました。
正直なところ、筆者は料理を作るのはあまり好きではありませんでしたが、友人に誘われて体験レッスンに行くことにしました。
体験レッスン後、結局友人がお料理教室を始めると言ったので、「パンや料理をつくっていたら女子っぽいかな」くらいの気持ちで筆者もパン作りを習い始めることにしたのです。
この頃、まったくと言って良いほど大学で出会いがないままで、前の彼氏と別れてからずいぶん期間が経っていました。
新しく知り合った大学の異性とも全然うまくいかず、話もあまり盛り上がっていませんでした。
なんとなくな気持ちでスタートしてしまい、あまり気持ちの入っていない料理教室を辞めてしまおうと決めて、次は自分の好きなことがしたいと思って大学のサークルに入り直しました。
しっかりとした自分の意志でサークルへ
料理教室に入ったときとは異なり、友人に誘われたわけでもなく、気まぐれにスタートするでもなく、自分が「いいなあ」「これがしたいなあ」と思える活動に参加したいと心から思えたたため、サークルに入ることを決めました。
大学のサークルは通常1年生で入るものですが、筆者は大学2年から参加する形になりました。
最初は心配もありましたが、活動が楽しくて、すぐにリーダーの役割まで任せてもらえるようになり、水を得た魚のようにイキイキとしていました。
サークルが楽しくて、忙しいとは感じないほど、趣味をずっとしているような感覚だったのです。
恋愛が良い方向へ
サークルに入り、活動が楽しい毎日でも良いと思い始めてから、なんと
- 食事に誘われること
- デートに誘われること
- 周りの異性に告白されること
が自然と多くなったのです。
1年前は、心から好きとは言えない料理教室やヨガで自分磨きをしていたのに、何も起こらなかったのに…と不思議な気持ちでいっぱいでした。
恋愛がうまくいくようになった理由は
今となってはわかるのですが、元カレと別れて自信がなくなった自分を、無為に飾ろうとしていたのです。
「自分磨きをしようね」と彼氏のいない友人たちとよく言っていました。
その当時は、自信がないオーラが出ていると思い込み、「こんな自分じゃいけない。愛されない。」と考えていました。
そして、好きでもない料理教室が「女性らしいから続けないといけないんだ」と自分に言い聞かせるように通っていました。
でも、実際は自分に自信がない人でも恋愛できますし、異性から愛してもらうことができます。
筆者の親友にも、「女性らしくなくズボラな性格だな」という友達がいますが、常に彼氏を切らしたことがありません。
それだけ彼女はありのままで生きているので、周りから愛されるのです。
彼氏がいない女子が一度は聞いたことのある「自分磨き」という言葉ですが、恋活などしなくても愛される人は異性から愛されています。
筆者もつい力んでしまって自分磨き、恋活をしないといけないと思っていました。
しかし、そんな自分磨きなんて必要はないのです。
素敵な異性と出会うためには、女子力も恋活も必要ありません。
とにかく、自分自身と向き合うことが一番重要ということに気づきました。
それに気づいてからは、筆者は周りに何を言われたとしても、自分の気持ちにありのままでいることに決めました。
ありのままの自然体でいる女性の方がかわいいので、異性からも、そして、同性からも愛されます。
彼氏ができない人は自然体になろう
「彼氏ができない!」「彼氏の作り方がわからない!」という方に筆者が一番お伝えしたいことは、「自然体にでいよう」ということです。
でも、「自然体でいるって何?」と思いますよね。
それは、一人一人の本来の姿なので、他人が決めることではありません。
海外の事例が一番わかりやすいかもしれません。
自然体でいるとは
筆者はオーストラリアやアメリカ、イタリアに旅行することがよくあるのですが、これらの国の人たちは、全体的に個人主義の考えが強いなと感じました。
日本であれば、人に合わせて付き合いで友人との食事、会社の飲み会に行きますよね。
海外ではそうではありませんでした。
「今の自分、その時の自分が行きたかったら行く。行きたくないと思ったら行かない。」
このように、しっかりと自分の意思を持っており、行かない場合であっても、誰に遠慮するでもなく自分の意思をすぐに伝えていました。
「私は私、あなたはあなた。」という考えなのです。
日本では、この自分の意思をしっかりと持つということができない人が結構多いのです。
できない環境で育っている人が多いことが原因とも言えます。
- 人の目を気にして行動・発言する
- 周りがそうするから私もそうする
ということが、日本では定着していますよね。
でも、「それって本当に自分が望んでいること?」と筆者は疑問に思ってしまいます。
自分の意志の延長線上に恋愛もある
さきほどもお伝えしたように、筆者が入った大学のサークルは、異性に出会うための目的では入りませんでした。
ただ、そのサークルの活動がしたくて入り、のめりこみ、活動が楽しくて毎日があっという間に過ぎていったことを覚えています。
そんな筆者を好きになり、デートしたい人や告白してくれる人が現れたのです。
人は、楽しいと思う人に惹かれますし、好きになり、応援もします。
筆者が恋活でやっていたように、無理やり自信をつけて飾ろうとするのは違うなと感じます。
世間一般ではあまり印象が良くない
- ズボラ
- 短気
- ゲーム好き
- 夜型
こういうタイプの方でも、考え方を変えてみれば、十分素敵な魅力の1つではないでしょうか?
無理やり直そうとしたり、趣味や仕事など、見せかけの飾りをつける必要はありません。
何か趣味を見つけたくない気分であれば何も見つける必要はありません。
その時の自分の感情に寄り添って選択をしていれば、自分が楽しくて仕方のないものに出会えることができるのです。
もちろん、楽しいと思っていたけれども、違うと感じれば、やめてまた見つければ良いのです。
まずは、小さなことから自分の今の気持ちに寄り添ってみませんか?
お昼ご飯に何を食べるのか?
仕事が終わり帰宅してから家で何をするのか?
他人ではなく、自分が決めて過ごしてみることでも十分ですよ。
まとめ
彼氏ができずに、「彼氏がほしい!」「恋がしたい!」と思う一方で、周りの目や行動が気になり、自分が望んでいない趣味や仕事を、好きでやっているかのように振舞ってしまうことが人は多々あります。
実際に筆者がそうでした。
心の奥底では好きではない料理を無理にマスターしようとしていました。
本当は、料理の手順を見ることも細かい計量も苦手です。
自分にウソをついていることは、自分自身はだませますが、周りをだますことはできないのです。
本当にその人が楽しんでいるかどうかは、見ていれば伝わってしまいます。
この人と一緒にいたいと思える人って、何か楽しそうだなと思うからですよね。
だから、デートに誘い、食事に誘って、もっと知りたいと思うのです。
だから、自分がしたくないことをする必要はありません。
好きなことをしているあなただからこそ、相手が好きになってくれるのです。
ぼーっとするのが好きでも短気でも素敵な個性で、それはありのままで良いのです。
思いっきり、自分がしたいと思える選択をしましょう。
おのずと異性からも同性からも愛されるようになりますよ★