筆者が大学生の頃、高校時代から付き合っていて大好きだった彼氏に別れを告げられてしまいました。彼氏のことが大好きだったので、筆者はなかなか立ち直ることができませんでした。そんなとき、大学の先輩に「フラれた時は恋愛に目を向けずに自分のことを頑張った方が良い」とアドバイスしてもらい、自分の好きなことや学業に没頭することにしました。趣味や勉強に没頭し、恋愛に興味がなくなっていた頃に、新しい男性と出会うことができ、その男性がいまの筆者の夫となりました。恋愛は求めていくものではありません。「出会いがない!」と悩んでいる社会人女性や、どうしても彼氏ができないという女性に、筆者が体験した恋愛をもとにアドバイスしていきます。
◆目次◆
筆者プロフィール
25歳の既婚女性。
現在管理栄養士として小学校給食の調理員をしています。
ニックネームはまっちー。
フラれてから2年半後に彼氏ができるまで
冒頭でもお伝えしたように、筆者は大学生の頃に高校時代から付き合っていた彼氏にフラれてしましました。
その後、社会人になっても約2年半の間、彼氏を作ることができずにいました。
フラれてから1年ほどは、大好きだった彼氏のことを引きずってしまい、失恋からなかなか立ち直ることができませんでした。
周りの幸せそうなカップルを見るたびに、気持ちが焦っていました。
「もう元彼みたいに大好きになれる相手は現れないのかな…」
そんな風に悩む毎日でした。
彼氏がいないことに焦った筆者は、合コンに行ってみたり、友達に男性を紹介してもらったりしていましたが、どの人もピンと来ず、お付き合いにまで至ることはありませんでした。
「恋愛よりも、自分のことまず頑張りなさい」
その後も彼氏ができる気配はないまま、日々が過ぎていきました。
そんな中、最近彼氏とヨリを戻して幸せそうな社会人の先輩とご飯に行きました。
そのうち話題は恋愛の話に。
その話の中で、先輩が話してくれた、ご自身の恋愛エピソードが筆者の心に響くことに。
「一回フラれた時は、私すごく自分勝手だったんだよね、わがままだったし。フラれてからはヨリを戻したいと思っていたわけではなくて、フラれたことが悔しくて自分を磨くためにずっと自分がしたかった食の勉強とか仕事に没頭していたの。そうすると、恋愛しなくても毎日が楽しくて幸せになって。マ日を笑顔で過ごしていたら、彼氏の方からヨリを戻したいって言ってきたんだよ。恋愛するためには、まず自分自身が充実していることが大切なんだね!」
先輩のこの話を聞いたとき、筆者は今の自分自身が、1人では幸せを感じることができていないことに気が付きました。
好きな人と付き合いたかったわけではなく、自分1人で充実していなくて寂しい部分を埋めてほしいだけだったのです。
筆者は、彼氏を欲しがる前に、「自分1人で幸せにならないけない」思い、そこから自分磨きを始めました。
彼氏を欲しがるのではなく、自分を磨く
筆者は大学で管理栄養士の資格を取る学部に通っていたので、元々大好きだった料理や食の勉強に没頭しました。
栄養の勉強をしたり、家で料理をして家庭料理の研究をしたりしていました。
筆者は好きなことを学ぶことが本当に楽しく、失恋の痛みなどいつの間にか忘れていきました。
当時、イタリアンレストランでホールのアルバイトもしており、接客が好きだったので、学業の合間を縫ってバイトにも励んでいました。
頑張っていることを見ていてくれた店長がバイトリーダーとして任命してくれ、バイトも忙しかったのですが、バイトに行くことが楽しくて仕方がありませんでした。
バイトを楽しんでいると、バイト仲間の男性からもアプローチされたりもしたのですが、自分1人で毎日十分楽しかったのでお付き合いは断っていました。
筆者の生活が充実してきた頃、大学の友達から学生ボランティア団体の活動へ参加しないかと誘われたのです。
学生ボランティア団体が出会いの場に
筆者が誘われた学生ボランティア団体の活動は、高校に訪問して高校生の進路相談に乗るという内容のもの。
初めて行った高校の企画が本当に楽しかったので、この学生団体の活動にも力を入れることに決めました。
筆者は学業とバイトの合間にこの学生ボランティア団体の活動にも参加して怒涛の日々を送る毎日になりました。
ただ、自分の好きなことをしている楽しさがあったので、嫌になったり疲れたりすることはありませんでした。
そして、何より毎日楽しくて仕方がなかったのです。
たくさんの企画に参加しているうちに、企画を運営する側のスタッフに挑戦することになりました。
その企画の運営スタッフのメンバーの中にいた1人、Tくんと近づいていくことになるのでした。
新しい彼氏ができた!
学生ボランティア団体で同じ企画を作っていると、筆者とTくんの距離はぐっと縮まっていきました。
そして、そのうち個人的に連絡を取るようになっていきました。
Tくんも趣味や学業に精一杯励んでいて、1人でも生活が充実しているタイプの男性でした。
そのうちお互いにそれぞれが頑張っている姿や優しさに惹かれて両想いになり、Tくんの方から告白してくれ、お付き合いすることになったのです。
その当時、筆者は自分1人でも十分幸せでしたし、彼氏が欲しいと思っていなかった時期だったので、偶然に出会って、元彼よりも好きな相手に出会えたことに本当にびっくりしました。
彼氏ができないことばかり考えない
振り返れば、筆者は彼氏がいない時期は、彼氏が欲しいと焦って合コンなどの出会いの場ばかりに出向いていました。
当時、筆者は自分の好きな食の勉強にも学業にもバイトにも中途半端にしか取り組んでおらず、私生活が充実していなくて虚しかったのです。
そんな状態で行った出会いの場では、もちろん私生活が充実していない虚しさを埋めるだけの関係になってしまったので上手くいかず、1人もお付き合いまで至らなかったのです。
世の中にはそんなに美人でもないし、いつも彼氏を欲しがっているわけでもないのにモテる女性がいるますよね。
大抵、自然とモテる女性は、私生活が充実して輝いている女性が多く、頑張っている一面に男性が魅力を感じているのではないでしょうか?
私生活が充実していて1人でも幸せを感じることができる女性は、男性と付き合っても寂しさを埋める恋愛ではなく、お互いを高め合っていける関係になることができます。
そのため、お付き合いが上手くいくパターンが多いと感じます。
彼氏ができない女性の特徴
彼氏が途切れないひともいれば、彼氏が欲しいとずっと言っているのにできない人もいます。
彼氏ができない女性のために、彼氏ができない女性の特徴や、やめた方が良い習慣を筆者の体験談に基づいてお話します。
①「彼氏が欲しい」が口癖
彼氏ができない女性は大抵「彼氏が欲しい」が口癖になっています。
彼氏が欲しいと聞いた男性は「恋愛に対してがっついている」と引いてしまいがちです。
女性も「彼氏が欲しい」が口癖の人と一緒にいると退屈だと思います。
「彼氏が欲しい」が口癖の方は今すぐ言わないように努力してみましょう。
②私生活が充実していない
好きな趣味がない、ゲームばかりしている、学業や仕事にも中途半端…。
こういう女性よりも、好きな趣味に没頭していて、学業や仕事の没頭して毎日楽しそうにしている女性の方が、男性にモテます。
私生活が充実していない女性は、恋愛をしても私生活の充実していない部分を埋めるだけの窮屈な恋愛になってしまいがちなのです。
③恋愛・結婚さえすれば幸せだと思っている
自分の幸せを恋愛や結婚、異性に委ねてしまう女性は彼氏ができていない人が多いです。
恋愛しても、喧嘩をして落ち込むこともありますし、結婚しても夫婦生活に悩んでる人だっています。
「恋愛していれば幸せ」「結婚していれば幸せ」と、男性に自分の幸せを委ねている場合ではないのです。
自分自身のことも幸せにできない女性が、果たして相手の男性を幸せにできるのでしょうか?
彼氏を作る前に、自分1人でも充実した日々を送ることができるようになることをおすすめします。
なかなか出会いのない社会人の方へ
社会人になると、学生のようになかなか出会いがない場合が多くなりますね。
毎日職場と家の往復になってしまっていて「こんなはずではなかった…」と思っている女性も多いのではないでしょうか?
そんな方は、今までにも紹介したように、まずは私生活を充実させることが最優先してみましょう。
私生活を充実させた後、それでも出会いがなければ、自身から出会いの場に出かけてみましょう。
出会いがない方は自分の趣味の場所へ
合コンや友達の紹介というより、自分の趣味の場所に出かけてみると良い出会いがある確率が高いのではないかと思います。
例えば、スポーツ観戦が好きな方ならスポーツバー、旅行が好きな方は旅行に行く社会人サークルなどがあるでしょう。
自分の趣味の場所には、自分と好きなことが共通している方が多く、気の合う人に出会える可能性が高くなります。
友達に男性を紹介してもらう場合は、自分の趣味や気の合いそうな人を紹介してもらいましょう。
そうすると初めから話が弾み楽しい出会いになるかもしれません。
まとめ
恋愛や結婚は、自分1人でも充実している、幸せと感じている者同士がすることで、お互いを高め合い幸せを築いていけるもの。
私生活を充実させる前に、「彼氏ができない!」と出会いを求めてしまっている方は要注意。
そんな状態で異性とお付き合いしても、お相手の男性を幸せにできない可能性が高いです。
彼氏ができない方は、まずは自分の趣味や学業・仕事に没頭して自分1人でも人生を楽しめるようにしてみましょう。
「彼氏ができない!」と焦らなくても大丈夫。
1人1人、きちんと気の合う異性とめぐり合うようになっていると思います。
焦らずに毎日充実した生活を送ることができれば、その結果として、幸せな恋愛ができるのです。
たくさんの女性が素敵な恋愛できることを願っています。