恥ずかしがり屋な彼女と付き合うと、彼女が自分を好きなのか分からず不安になったり、どのように関係を進展させていけば良いのか分からなかったりして、男性は悩んでしまいますね。
恥ずかしがり屋の彼女は言葉やスキンシップで愛情を表現するのが苦手なため、なかなか伝わりにくいかもしれませんが苦手なりに気持ちを表現しているものです。
本記事では、恥ずかしがり屋の彼女の心境について筆者の体験談と合わせてお伝えすると同時に、上手く付き合っていくコツを伝授します。
◆目次◆
筆者プロフィール
京都に住む2児の母・ぽぽです。
現在は幸せな家庭を持つことができましたが、昔は思いのまま、まっすぐ突っ走りがちで、恋愛では痛い思いをしたこともありました。
そんな恋愛経験から、女性が幸せをつかむために、自分をどのようにふるまうべきなのかを広めていきたいです。
恥ずかしがり屋のせいで彼氏に勘違いされ…
筆者はとても恥ずかしがり屋な性格で、彼氏に好きという気持ちを表現することがとても苦手でした。
彼氏に、「筆者が彼氏を好きではないのでは?」と勘違いされてしまった経験が何度もあります。
言葉にするのももちろん苦手ですが、手を握られたりキスをしたりといったスキンシップに対しても、恥ずかしくてどのように反応していいのか分かりませんでした。
極度の恥ずかしがり屋のため筆者が彼氏のことを嫌がっているように思われてしまい、思いつめた彼氏から「俺のことどう思ってる?」と聞かれることも多々あったのです。
彼氏のことが好きだからこそ、恥ずかしくて気持ちが伝えられなかったり、嬉しい、楽しいなどという表現がなかなかできずにいました。
しかし、恥ずかしがり屋で愛情表現が苦手ながらも、筆者なりに努力は常にしているつもりだったのです。
恥ずかしがり屋な彼女を持つ彼氏は、彼女が出す細かいサインを感じとることができれば、意外にも簡単に意思疎通がはかれることもあります。
今回は筆者の失敗談から、恥ずかしがり屋の彼女と上手に付き合うコツを紹介します。
恥ずかしくて素直に好きと言えない
筆者が中学2年生の頃、1つ上の先輩とお付き合いしていましたが、筆者は恥ずかしがり屋な性格だったため、付き合って半年経っても好きという言葉は1度も言えず、手をつなぐこともできずにいました。
恥ずかしがり屋な性格に加えてまだ恋愛経験も浅かったこともあり、彼と目が合うだけでもドキドキしてしまう始末。
何気ない会話をしていても、彼と目が合えば逸らしてしまいますし、一緒に下校していても少し肩が触れ合うだけで距離をとってしまいます。
筆者が極度な恥ずかしがり屋だと分かって、彼もなかなか積極的になれずにいました。
ある日一緒に下校していると、彼は「ちょっと話さない?」と言い、通学路の公園のベンチに座って話すことに。
いつもと違う雰囲気にドキドキしていると、「もう付き合って半年だね」と彼が切り出しました。
「半年付き合ってて、俺のことどう思ってる?」
彼は深刻そうに筆者に尋ねます。
恥ずかしがり屋の筆者にとって1番苦手な質問です。
黙っていると、「黙ってるのは俺を傷つけないため?」と、筆者の答えを待ちきれずに彼が質問しました。
筆者は、彼のことが大好きだからこそ、目を合わすことさえも恥ずかしいと思ってしまうのに、なぜ彼がそんなことを言うのか分からず、それでも黙っていました。
黙り続ける筆者に、「分かった。もういいよ。別れよう」と彼にフラれてしまったのです。
彼を傷つけたことを後悔
大好きな彼にフラれてしまったことはとてもショックでしたが、それ以上に彼を傷つけてしまったことを深く後悔しました。
たったひと言「好きだよ」と伝えられたら、彼に辛い思いをさせずに済んだはずです。
そのひと言がどうしても言えなかったせいで、彼は筆者が彼のことを好きではないと勘違いしたまま別れることになってしまいました。
もう遅いですが、どうしても彼に気持ちをきちんと伝えたいと思いました。
本当の気持ちを伝えた上で別れることになったのなら仕方ありませんが、勘違いされたままお別れするのは嫌だったのです。
筆者は彼にメールすることにしました。
「これまできちんと言葉にできなかったせいで不安にさせてごめんなさい。私は先輩のことちゃんと好きだと思っています。」
筆者なりに精一杯、気持ちを伝えようと何度も考えてのメールでした。
すると彼からの返信は、「ちゃんと知れてよかった。次の恋愛はきちんと言葉にしたほうがいいよ。ありがとう」というもの。
結局、彼の気持ちを引き止めることはできず、別れすることとなったのです。
大好きな彼との別れは辛いものでしたが、最後に彼の誤解をとけたことで筆者も納得できましたし、今度は同じ失敗を繰り返さないでおこうと心に決めたのでした。
次の恋愛では積極的になることを心がけ…
次の恋愛では、彼に対して積極的な愛情表現を心がけました。
やはり恥ずかしくて面と向かって好きと伝えることは難しかったですが、メールにハートを多く入れたり、話すときは目を逸らさないようにしたり、恥ずかしがり屋なりに彼女として精一杯の愛情表現をしたのです。
恥ずかしがり屋な性格ながらも努力しているのが彼に伝わったのか、「○○のそういう不器用なとこ好きだよ」と彼も積極的に言葉にしてくれました。
その言葉に恥ずかしがって黙っていると、「○○は?」といつも決まって聞いてきます。
先に彼が好きだよと伝えてくれるため、「私もだよ」と「好き」という言葉は言えなくても、気持ちは伝えることができていました。
彼と付き合い始めて3ヶ月経った頃、下校途中にある堤防沿いで彼は手を握ってきました。
筆者が恥ずかしくて俯くと、「嫌?」と聞くので首を横に振りました。
ニコッと笑って彼はそのまま筆者にキスをしたのです。
あまりに突然で、筆者は彼の顔を見れずずっと俯いていると、「好きだよ」と彼は追い討ちをかけてきました。
彼からの熱烈な愛情表現に対して、恥ずかしい気持ちよりも筆者も彼の気持ちに応えたいという思いが大きくなり、「私も大好きだよ」と初めて面と向かって彼に「好き」と言えたのです。
筆者と彼は手を繋ぐのもキスをするのも、周りのカップルに比べたらとても遅かったと思います。
でも彼は、恥ずかしがり屋な筆者にペースを合わせ上手にリードしてくれて、筆者ができなかった愛情表現をどんどんできるようにしてくれたのです。
彼とは4年半お付き合いが続きました。
恥ずかしがり屋の彼女と付き合うコツその①
恥ずかしがり屋の彼女は気持ちを伝えるのが大の苦手なので、男性からたくさん愛情表現を伝えてあげて彼女の免疫力をあげてみてください。
好きをたくさん伝える
恥ずかしがり屋な彼女は自分で好きと伝えるのがとても苦手なので、逆に男性が好きと言う言葉をたくさん伝えてあげてください。
彼女から好きという言葉を言ってもらえない と不安になる気持ちはわかります。
しかし、恥ずかしがり屋な彼女は素直に気持ちを伝えることがとても苦手なので、まずは男性から好きと伝えて免疫をつけさせましょう。
初めは好きと言われるだけで照れてしまうでしょう。
しかし、繰り返しているうちに好きという言葉にも慣れていき、自分から好きと伝えることもできるようになるはずです。
まずは男性から好きとたくさん伝えてあげて、たまに彼女の気持ちを確かめたくなったら、「俺のこと好き?」と聞いてみてください。
頷くだけの反応から、少しずつ「好き」と言えるようになるはずです。
恥ずかしがり屋の彼女と付き合うコツその②
恥ずかしがり屋の彼女は愛情表現することすらできないほどシャイなので、強引にスキンシップを進めようとすると恐怖心を抱くこともあるのです。
スキンシップはゆっくり
愛情表現を積極的にと言いましたが、スキンシップでの愛情表現はゆっくりめのペースで行うようにしましょう。
恥ずかしがり屋の性格でも数を重ねるごとに慣れていくものなので、何をするにも恥ずかしがっているようならまだ恋愛経験が浅いということが多いです。
じれったくなって強引にスキンシップを図ってしまうと、彼女は男性に対して恐怖心を抱くようになってしまいます。
恥ずかしがり屋な彼女と付き合う場合には、自分が思うよりもっとスローペースでスキンシップを図った方が得策です。
キスをしようとして、彼女が恥ずかしがっているのか嫌がっているのかがわからない場合には、素直に「キスするの嫌?」と聞いてみてください。
ただ恥ずかしいだけで、彼女も本当はキスをしたいと望んでいることもあります。
勝手に判断してやめてしまったり、逆に強引にしたりしてしまうと、すれ違いの原因になります。
気持ちを確かめながら進めていくのが、恥ずかしがり屋な彼女と付き合うコツです。
恥ずかしがり屋の彼女と付き合うコツその③
恥ずかしがり屋の彼女を持つと、愛情表現が薄いため不安になる彼氏も多いかと思いますが、彼女なりに頑張っていることを見つけてあげてください。
気持ちを察してあげる
恥ずかしがり屋な彼女は自分の気持ちを表現することがとても苦手です。
あなたとのお付き合いに慣れるまでは、彼女からの愛情表現はほとんどないかもしれません。
愛情表現やスキンシップがないことは、男性にとってはとても寂しかったり不安になったりするでしょう。
しかし、彼女をデート誘ったら必ず来てくれる、連絡すればきちんと返信してくれる、記念日や誕生日などは一緒に過ごしているならば、彼女は精一杯好きな気持ちを表現しています。
あなたのことが好きだからあなたとデートへ行くし、連絡も取りたいと思うし、記念日や誕生日は一緒にいたいと思っているのです。
恥ずかしくて言えないだけで、心からあなたを好きだと思っています。
難しいと思いますが、恥ずかしがり屋な彼女の気持ちをできるだけ察してあげてください。
どうしても彼女の気持ちを確かめたいときは、「俺のこと好き?」と少しおどけた感じで聞いてみてください。
恥ずかしがりながらも彼女はきちんと応えようとしてくれるはずですよ。
ただし、「俺のことどう思ってる?」という質問は避けましょう。
できればYESかNOで答えられる質問の方が、恥ずかしがり屋の彼女も言葉にしやすいですよ。
まとめ
恥ずかしがり屋な彼女と付き合って行くのは、男性にとっては大変なことでしょう。
彼女からの愛情表現はなく、こちらからの愛情表現に対しても反応は薄いので、本当に好きなのかと不安になってしまいますよね。
不安が募って、すれ違ってしまうカップルも少なくありません。
恥ずかしがり屋な彼女と上手に付き合うには、まず男性からたくさん好きだと伝えましょう。
愛されていると感じられることで自分もその気持ちに応えたいと思い、恥ずかしがり屋の彼女なりに努力を見せてくれるはずです。
好きと言われることに慣れていけば、恥ずかしがり屋の彼女も自分から好きという言葉を伝えることもできるようになります。
恥ずかしがり屋の彼女に対して、強引なスキンシップを図ったり、彼女に愛情表現を強要したりするのはやめましょう。
ゆっくり彼女のペースに合わせてあげれば、数を重ねるごとに彼女も慣れていくので、恥ずかしいという気持ちも薄れていきます。
恥ずかしがり屋の彼女が出す「好き」のサインを見逃さないことが上手に付き合うポイントです。