初体験、すなわち初めてのエッチを迎える前の女性にとって、それはワクワクやドキドキよりは、恐怖や不安の方が大きいでしょう。「初体験では、本当に出血するの?」「どれくらい出血するの?」など、色々な不安や疑問がありますよね。
今回は、そんな初体験の不安や疑問に対して、筆者の初体験の話をお伝えしながらお答えしていきましょう。
◆目次◆
筆者プロフィール
京都に住む2児の母・ぽぽです。
現在は幸せな家庭を持つことができました。
昔は思いのまま、まっすぐ突っ走りがちで、恋愛では痛い思いをしたことも。
そんな恋愛経験から、女性が幸せをつかむために、自分をどのようにふるまうべきなのかを広めていきたいです。
初体験は高校1年生のとき
「初体験って、いつやって来るんだろう?」「どんな感じなのかな?」「初体験って血は出るのかな?」
まだ初体験を迎えたことのない方は、初体験に対して色々想像したり、不安を抱いたりしますよね。
筆者が初体験を経験したのは、高校1年生のときでした。
お相手は、中学3年生の時からお付き合いしていた1つ年上の先輩。
高校生になると、周りの多くのカップルは付き合って3ヶ月から半年ほどで初エッチを済ませていました。
ところが、筆者は彼氏と付き合ってから初体験までは、なんと10ヶ月もの時間がかかりました。
もともと、奥手で恥ずかしがってばかりだった筆者に、彼氏も強引には進められず、なかなか進展しませんでした。
いよいよ初体験という時には、緊張と恐怖でいっぱいで、雰囲気を楽しんだり、幸せを感じる余裕もありませんでした。
でも、セックスという行為は、言葉では伝えられない愛情をお互いに伝え合うことのできるものだと知りました。
筆者の初体験がどのようなものだったのかについて、まずはお話していきましょう。
初体験を迎えるまで
先ほどちょこっとお伝えしたように、筆者が初体験を迎えるまでの道のりは長かったんです。
付き合って半年がたったころ、ようやく彼氏と初めてキスをしました。
キスをするのでさえも、半年もかかってしまったのは、いざ良い雰囲気になると照れてしまい、筆者はついはぐらかしてしまっていたため。
彼氏も「嫌なのかな?」と感じなかなか進展できなかったのです。
嫌だったわけではありませんが、仲良く会話をするのではなく、甘い雰囲気が流れるのがどうしても照れくさかったのです。
付き合って半年で、初めて彼の家に遊びに行ったときに初キスをして、それ以降は彼の家でのデートが多くなりました。
2人きりになれる空間ができてから、彼氏はどんどん積極的になりました。
キスをした日から、デートのたびに少しずつ彼氏は筆者の体に触れるようになりました。
本番ギリギリのところまでいくものの、彼氏はそのあとを強要してくることはなく、筆者の気持ちが固まるまで、彼氏は待ってくれているようでした。
正直、彼氏と初体験を迎えることになっても良いと思っていました。
しかし、いざエッチとなると、やっぱり痛みや出血のことなどが怖くて力が入ってしまい、彼氏もそれを感じるとそれ以上はせず、すぐにやめてくれていました。
初体験は付き合って10ヶ月の記念日
初体験は、彼氏と付き合い始めて10ヶ月の記念日に彼氏の家で経験しました。
いつものようにゴロゴロしているうちに、だんだんと彼氏と良い雰囲気になり、イチャイチャしていました。
この日は、彼氏が突然引き出しからコンドームを取り出しました。
「怖い?」と聞いてくるので、本当は怖い気持ちもありましたが、首を横に振りました。
「あ、今日なんだ」と心の中で思い、決意を固めました。
いつになく彼氏は優しくて、少し力が入ると筆者が怖くないように優しく「大丈夫?」と声をかけてくれ、初体験への怖い気持ちを彼氏が払ってくれるようでした。
筆者は彼氏が初体験のお相手でしたが、彼氏は前の彼女とで初体験を済ませていました。
そのため、筆者が初体験を迎えるにあたって、出血してシーツが汚れないよう、タオルを敷いて準備をしました。
「やっぱり、初体験て血が出るんだ…」そう思うとまた初体験が怖くなりましたが、彼氏をがっかりさせたくない気持ちもあって、考えないように必死でした。
初体験は痛みと恐怖でいっぱい
そうして迎えた初体験の瞬間は、正直なところ、本当に痛くて何かを考える余裕はまったくありませんでした。
力が入って「痛っ」と声に出てしまう筆者に、彼氏はゆっくりゆっくり優しく進めてくれ、「大丈夫だから。」とずっと声をかけてくれました。
初体験に対する痛みと恐怖でいっぱいの気持ちも、彼氏のおかげで少し紛れていきました。
初体験が終わるまで、セックスという行為を快感に感じられることはなく、終始痛みに耐えているような感じでした。
だから、エッチが気持ち良いという感覚はまったくなく、何も考えられない中で彼氏に身を委ねている感じでした。
初体験で血は出た?
初体験が終わったあと、「もしかしたら血だらけなのかも」と、シーツの上に敷いたタオルを見るのがとても怖かったのですが、実際のところ出血はしていませんでした。
初体験はあまりに痛かったので、もはや大量出血しているのではないかと思いましたが、そうではなかったことに驚きましたし、「初体験て出血しないこともあるんだ」と思ったことを覚えています。
のちに、周りの友達にも話を聞いてみたところ、初体験では出血したという人と、しなかったという人がいました。
調べてみると、激しい運動をしてきた人は、その刺激で処女膜が破れていることがあるそうです。
筆者は中学1年生のころからバレーボール部でかなりハードな練習をしてきたので、そのせいで処女膜が破れ、初体験の際に出血がなかったのでしょう。
サイクリングなどでも処女膜が破れる人もいるとのこと。
個人差はあるようですが、初体験で出血したという人でも、大量出血という話は聞いたことはありません。
初体験で出血したとしても、血の量はそれほど多くはないようです。
「出血」と言われるだけで怖くなってしまいますが、初体験では必ずしも出血するわけでもないし、大量に出血するわけではありません。
そのことを知っていれば、初体験への恐怖や不安は少し和らぎますよね。
初体験で出血はしなかったけれど
初体験は、出血しなかったからと言って痛みがなかったわけではありません。
初体験を迎えるまでにその手前までの段階は何度も経験していたのですが、初体験は比較にならないほどの痛みでした。
初体験では、力が入れば入るほど痛い気がして心がくじけそうになりましたし、エッチが始まってもその痛みが和らぐことはなく、少しずつ痛みに慣れてくるという感じでした。
特に初体験のセックスは緊張するので、分泌液が少なくなり痛みを感じやすくなってしまいます。
初体験では血が出ないからと言って痛みが軽いわけではなく、やはり緊張してしまうので痛みは避けられないのかもしれません。
初体験の感想
痛みと恐怖に耐えて初体験を終えられるのは、やっぱり大好きな人が相手だからだと筆者は思います。
彼氏には、初体験を迎えるまでに長い時間、我慢をさせたと思います。
周りからは「彼氏がかわいそうだよ」とからかわれることもありました。
でも、筆者が決心できないまま初体験を迎えてしまったら、あとあと後悔したり、トラウマになってしまうこともあります。
「彼となら」と思える人が初体験の相手だったから、痛みや恐怖に耐えられたのです。
そして彼氏も、筆者のペースを大切にしてくれて、筆者が怖がったり痛がったりするのを決して見逃さず、ずっとその気持ちに寄り添ってくれました。
彼本意ではなく、筆者を大切にしてくれる気持ちが十分に伝わったからこそ、初体験の痛みにも耐えられたのです。
初体験の最中は、幸せや快感は味わうことはできませんでしたが、終わった後には、これまで感じられなかった彼氏からの愛情を存分に感じることができ、「幸せだなあ」と心から思えました。
初体験を迎えるにあたって
初体験を迎える前には、筆者と同じように、出血や痛みについて不安や恐怖を抱える人は多いでしょう。
しかし、「拒否したら彼氏に嫌われてしまうかも」とか「面倒くさいと思われたくない」という心理が働いて、なかなか彼氏には初体験に対する不安や恐怖を伝えられないことがあります。
言葉にしなくても、そういう女性の気持ちを分かった上で、優しく大切にしてくれる人であることが1番理想。
でも、男性と女性とでは違いますから、きちんと言葉にしなくては伝わらないことがあります。
勇気を持って、きちんと自分の気持ちを彼氏に伝えることが大切です。
そして、2人のペースで後悔のない初体験を迎えられるようにするべきです。
初体験では必ずしも出血するわけではないし、出血したとしても大量ではないという知識があれば、多少は恐怖も和らぎますよね。
前もって初体験やセックスについて知っておくことも大切ですね。
まとめ
大好きな人と迎える初体験。
一生に一度のとても大切な体験です。
だからこそ恐怖や不安を抱くもの。
「初体験は血が出る」と言われれば、それは怖くて当然で、痛みも想像できないからこそ不安です。
初体験を迎える前に、こちらを読んでくれたみさんの不安が少しでも和らいでもらえれば幸いです。