セフレから彼女になることは、とても難しいことです。
でも、全く不可能なわけではありません。
実際にセフレから彼女になることができた筆者の体験談をもとにして、どのようにしたら本命彼女になることができるかアドバイスします。
体の関係を目的としたセフレは、お互い割り切った関係ならまだよいもの。
しかし、彼のことを本気で好きになってしまい、セフレではなくきちんと彼女として付き合いたいと思っているなら話は別。
ダラダラと流されていてはいけません。
セフレから彼女になることに成功した筆者の経験から、セフレから本命彼女に昇格する方法を伝授しましょう。
◆目次◆
筆者プロフィール
京都に住む2児の母・ぽぽです。
現在は幸せな家庭を持つことができましたが、昔は思いのまま、まっすぐ突っ走りがち。
恋愛では痛い思いをしたこともありました。
そんな恋愛経験から、女性が幸せをつかむために、自分をどのようにふるまうべきなのかを広めていきたいです。
セフレから彼女になるために
セフレ(=セックスフレンド)の関係から彼女になるためにはどうしたらよいのでしょうか?
セフレの関係になってしまったら、彼女に昇格することはできないのでしょうか?
セフレから彼女になるために必要なテクニックを、筆者の体験談をもとにお伝えしたいと思います。
セフレの男友達ができた経験
まずは、筆者にセフレの男友達ができたところからお伝えしていきましょう。
大学2年生の頃、筆者はある男性のことを好きになりました。
相手の彼は、アルバイト先の居酒屋さんの2つ上の先輩でした。
彼にはずっと付き合っている彼女がいて、彼はよくその彼女の話をしていました。
相手がいるとわかっていましたが、仲良くなるうちに彼に惹かれていく自分がいました。
ある時、バイト先の飲み会でみんなでワイワイ盛り上がって、調子に乗って飲み過ぎてしまったことがありました。
気分が悪くなりトイレにこもったあと、少し酔いをさまそうとエントランスのソファで休んでいました。
すると、彼が心配して見にきてくれ、「すごい飲んでたから心配で。大丈夫?」と声をかけてくれました。
酔っていたこともあり、優しくしてくれる彼に甘えたくなってしまった筆者は、勢いで彼にもたれかかりました。
彼は介抱するため、筆者の背中をさすりながら、筆者がもたれかかるのを拒否しませんでした。
「○○さんみたいな彼氏がいて、彼女さんは幸せですね。」
酔って、つい本音が出てしまいました。
彼は少し笑って、「2人でどっか行く?」と言いました。
そのズルい言葉に筆者はまんまと乗っかってしまい、そのまま2人でホテルへ行くことに。
筆者が彼のセフレになった瞬間でした。
セフレとしての関係が続く
彼と一晩をともにすごし、セフレとなってしまった次の日朝、筆者は目覚めてとても後悔しました。
酔っていたとは言え、記憶をなくすほどではありません。
お酒の力を借りて、自分の意思で彼と体の関係を持ってしまったのです。
この体だけの関係が、自分にとって幸せではないことはわかっていました。
しかし、一瞬でも彼が自分を女性として見てくれたことが嬉しくて、都合の良い女でいいと思ってしまったのです。
その日以来、彼は都合よく筆者に連絡して来るようになりました。
彼女としばらく会えないときなどには、「今日ヒマ?会える?」とメールが届きます。
このメールがデートの誘いではなく、ホテルへ行こうという意味だということはわかっていました。
彼女と会えない時のつなぎ、性欲を処理する存在でしかないことも自覚していました。
けれど、彼のことを好きになってしまった筆者は、その誘いを断ることができませんでした。
一緒にいる時セフレの彼は彼女のように愛してくれる
彼女がおり、彼女ともうまくいっているセフレの彼ですが、筆者といるときはきちんと彼女のように扱ってくれていました。
携帯の音もならないようにしていたし、「かわいい」「好きだ」とも言ってくれました。
それがその場しのぎの言葉で、セフレという関係で彼女ではないとだとわかっていても嬉しかったのです。
けれど、彼と別れたあとに襲って来るむなしさや悲しさ、孤独はとてもつらくて、わかっていても抜け出せない自分に腹が立ちました。
セフレから彼女になる決意
悩んで悩んで悩み抜き、それでも彼への気持ちを振り払えなかった筆者は、セフレから本命彼女になる努力をしようと決めました。
というのも、彼に嫌われたくないあまり、彼にとってあまりに都合の良い女になっていた筆者は、どんどん傷つきどんどん心がすり減って行きました。
もう都合の良い女でいることはやめよう、セフレであっても自分自身の気持ちを大切にしようと思いました。
そして、具体的に次のような行動を取るようにしてみました。
①ホテル集合、ホテル解散はしない
セフレの彼から連絡があって会うことになるときは、ホテルに集合してホテルで解散するのが普通になっていました。
ただ体の関係のためだけに会うことは、彼に好意を持っていた筆者にはとても辛いものでした。
「もし断ったら嫌われる」という恐怖はありましたが、セフレから本命の彼女になると決めたときから、筆者は最終的にホテルへ行くことがあっても、ホテル集合→ホテル解散だけはやめようと決めました。
「もし会ってもらえないならそれまでだ」と諦めることにしました。
それからは、セフレの彼から連絡があったときは、
「会えるよ!お腹すいたからご飯いこう!」
「観たい映画があるから観ない?」
など、体の関係だけではなく、きちんとしたデートをするようにしました。
その後でホテルに行くことはありましたが、デートをするようになって、今まで知らなかったお互いのことをちゃんと知れるようになりました。
デートを重ねる中で、出来るだけ気配りできるところを見せたり、ただの軽い女ではない面を見せることが出来たのです。
②彼以外に目を向ける
以前の筆者は、セフレの彼から連絡があれば、どんなときでも必ず、彼の指定した場所と時間に忠実に動いていました。
彼だけのことを考えて、自分のことは後回しにしていましたが、セフレから本命の彼女になるために、自分の時間を大切にしようと考えました。
まだ学生で、教員を目指していた筆者は、勉強に集中したり趣味のバレーボールにも力を入れました。
彼からの連絡を待って、彼の都合で言いなりになるのではなく、彼以外に目を向けるように努力しました。
そうすることで、彼にとって都合の良い女から脱却し、努力している姿や何かに夢中で取り組む姿勢を彼に見せつけたかったのです。
③自分から連絡しない
彼からしばらく連絡がなくなると、二度と会えない気がしてついメールや電話を筆者からしてしまっていました。
「今度はいつ会える?」
「少しでも時間できたら言ってね」
彼からしたら、放っておいても自分を追いかけてくれて、都合よく動いてくれる女だった筆者。
そんな女性を、彼が本気で愛したいとは到底思えませんよね。
だから、筆者は自分から連絡するのをやめました。
少し時間が空けば必ずのように連絡してきた女性から、急に音沙汰がなくなると気になり出すのが男性です。
「元気?最近連絡ないから心配で」
お誘い以外にこんなメールが届くようになりました。
「全然元気だよ!最近忙しくて!」
別に忙しくなくても、こう言って、連絡もこまめには返さないようにしました。
セフレから本命彼女になる決めた2ヶ月後に
セフレから本命の彼女になりたいと思い、さきほどお伝えした3つのことを徹底した結果、少しずつ彼との関係に変化が現れました。
例えば、会うのはホテルのみだったのが、ちょこちょこデートをするようになり、ホテルに行かずに別れる日もありました。
また、セフレの彼から連絡してくる頻度が増え始めました。
素っ気ない態度を取っているうちに、「会いたい」「何してるの?」と彼の方から前のめりな姿勢が見られるようになりました。
彼の変化を感じるようになって、2ヶ月がたったころ、彼とデートをして、その日はホテルへ向かいました。
しかし、筆者はこのとき、もう彼とは二度と会えない覚悟できちんと付き合いたいと伝えるつもりでした。
ホテルに着くと、筆者は姿勢を正して、少し改まったように話し始めました。
「この関係はもう終わりにしよう。」
彼は少し顔が引きつった表情で、「え?」と聞き返してきました。
「体だけの関係はもうイヤ。もう会わない。」
そう伝えました。
会わないという筆者の言葉に本気を感じたようで、彼は「辛い思いをさせてごめん。」と言いました。
「彼女とお幸せに。」そう言って、部屋を出ようとすると、彼は「彼女とは別れる」と言い出しました。
正直、この言葉を彼に言わせようと思っての振る舞いでした。
「彼女と別れて、きちんと付き合おう!」
そう彼が言ってくれましたが、きちんと彼女と別れるまでは会わないと伝えてその日は帰りました。
すると、数日後に彼女と別れたと彼から連絡があり、正式に付き合うことになりました。
晴れて、セフレから彼女になることができたのです。
セフレから本命彼女になること
セフレから彼女になれる可能性は、正直なところ、とても低いと言えます。
体の関係を持ちたいという考えが根本にある男性にとって、一生懸命口説いたり、喜ばせたり、お金をかけたりせずに、その目的が果たせる女性はラッキーでしかありません。
何も頑張らずに体の関係が手に入るわけですから、男性がその女性を心から大切にしたり好きだと思うには、女性が変わるしかありません。
大人ですから、お互いが納得した上で、体の関係を持ってしまうことはあります。
しかし、彼に対して愛情がある場合には、ダラダラと関係が続いてしまうものです。
セフレから彼女になりたいのであれば、彼と切れてしまう覚悟できちんと意志を強く持ちましょう。
また、彼以外にも広く目を向けて、自立した強い女性でいなければなりません。
彼に依存しているようでは、絶対にセフレから脱出して彼女になることはできません。
いくら心がない男性でも、急に突き放されたら絶対に離れないと思っていた存在が離れていくかもしれないという危機感から、あなたの存在を追いかけるかもしれません。
そして、体の関係だけでなく、きちんとデートをして人間性をアピールすることで、セフレではなく彼女として付き合いたいと思い始めるかもしれません。
大切なのは相手のペースに飲まれ、言いなりにならないことです。
まとめ
相手を思うあまり、体の関係を切れずセフレになってしまうということは実は少なくありません。
セフレから彼女になれるかどうかは、女性の振る舞い次第と言えます。
関係を断ち切るくらいの覚悟を持って、自分が変わる必要があります。