ただの男友達だと思っていた人を好きになってしまったときにどうしたら良いのでしょうか?単なる男友達でも、何かをきっかけに異性として意識して好きになってしまうことがあります。
今までの友達関係を壊したくないと思っても、好きになったら今までどおりにはなかなかいかないもの。
実際に、幼馴染の男友達を好きになってしまったことがある筆者の体験談から、男友達を好きになった場合の対処法をアドバイスします。告白する前にやっておくべきアドバイスも、筆者の反省点からお伝えします。
◆目次◆
筆者プロフィール
京都に住む2児の母・ぽぽです。
現在は幸せな家庭を持つことができましたが、昔は思いのまま、まっすぐ突っ走りがち。
恋愛では痛い思いをしたこともありました。
そんな恋愛経験から、女性が幸せをつかむために、自分をどのようにふるまうべきなのかを広めていきたいです。
幼馴染の男友達を好きになった体験談
まずは、筆者が男友達を好きになった体験談と、その結末をお伝えしていきましょう。
筆者は、小学校1年生のころから、家族ぐるみで仲のいい男子がいました。
その男友達とは、小学5年生までずっと同じクラスで、家も近かったため毎日いっしょに登下校していました。
休み時間や放課後には鬼ごっこをしたりして、女友達と変わりない、大切な男友達でした。
5年生も残すところわずかとなったころに、筆者の親から、その男友達が引っ越して、転校することを聞かされました。
筆者は突然のことでとてもショックを受け、すぐにその男友達に確認しました。
すると、その男友達も泣きながら「寂しい」と言いました。
彼が引っ越しの日、手作りのクッキーと手紙を渡して、2人で号泣しながらお別れしました。
手紙には「一生友達だよ。」と書いて。
男友達に中学2年生のときに再会
男友達が転校してしばらくは文通が続きましたが、6年生の夏休みを境に一切連絡を取ることはなくなりました。
そのまま月日は流れ、中学2年の2学期、筆者の学年に転校生が来るとかなり話題になりました。
全員が首を長くして待っていると、現れたのは、なんと幼馴染の彼でした。
筆者以外にも同じ小学校出身の友達はみんな大喜び。
久しぶりに会う男友達は、背がぐんと伸びていました。
丸かった顔もシュッとしていて、彼と初対面の生徒たちからは「イケメン!」と騒がれていました。
ザワザワする中、筆者のことを見つけた男友達は、まっすぐ走って来て、思いっきり筆者の背中を叩きながら「久しぶりー!」と昔と変わらない笑顔で声をかけてくれました。
筆者も男友達を叩き返して、「帰って来るなら言ってよ!」と再会を喜びました。
男友達と一緒の下校がつづく
その男友達は、また筆者の家の近くに引っ越して来ました。
そして、なんと筆者と同じバレーボールに所属しました。
筆者もバレーボール部で、いつも隣のコートで練習していたため、しょっちゅう一緒に下校していました。
2人の間には甘い空気が流れるわけでも全くなく、ただ他愛もない話をしながらじゃれ合っていると言う感じでした。
周りからはカップルかとかなりからかわれたりもしましたが、筆者らは全く動じず、その男友達とは幼馴染として毎日仲良くしていました。
男友達を好きな女友達からの相談
ある時、筆者は女の友達から相談があると言われました。
その内容は、「筆者の幼馴染の男友達を好きになったから、間を取り持ってほしい」というものでした。
筆者はふたつ返事でOKし、その男友達を紹介して2人の恋を応援することにしました。
トントン拍子に話が進んだようで、2人はすぐに付き合うことになりました。
しかし、女友達から彼への思いが大きすぎて、少しのことでもヤキモチを妬いてしまい、うまくいかない2人。
幼馴染の男友達は、次第に筆者に恋愛相談をするようになりました。
筆者は男友達も女友達もよくわかっているため、2人にとってうまく行く方法を懸命に考えました。
そんなとき、2人の恋愛相談に乗っていると、男友達が冗談交じりに高笑いしながらこう言いました。
「○○(筆者)くらい、俺のことわかってくれる人と付き合ったら楽だろな!あはははは」
冗談なのは分かっていましたが、なんだか急に恥ずかしくなってしまった筆者は、一緒に笑うことができませんでした。
男友達を好きになった
いよいよ、幼馴染の男友達を好きになるタイミングがやってきます。
男友達から飛び出した「付き合う」という言葉を変に意識してしまい、彼とうまく話せなくなっていました。
男友達の方から「○○(筆者)の言うとおりにしてから、うまくいってるよ」と、彼女と仲直りした報告を受けました。
それを聞いて、少しショックを受けている自分がいました。
その男友達のことをいつの間にか好きになっている気持ちに気付いてしまったのです。
しかし、その気持ちをどうすることもできず、筆者自身も戸惑っていました。
好きになった男友達へ告白
その男友達のことを好きになったと気づいてから、筆者は彼を避けるようになっていました。
当然、彼も筆者の行動を不審がりました。
ある部活帰り、ちょうどばったり出くわしてしまうことがあり、その男友達に呼び止められました。
「最近、なんで無視するわけ?」
核心をつかれ、筆者は「△△(女友達)と付き合ってるのに、私と仲良くしてたら悪いから」と嘘を言いました。
すると、「あ、△△(女友達)とは別れたんだ」と言われました。
男友達がが彼女と別れたことを知り、筆者は内心とても嬉しくなりました。
そして、もうその男友達への好きだというの気持ちを隠していることがつらくなってしまいました。
だから、彼にきちんと気持ちを伝えることにしました。
勇気を振り絞って告白
数日後、筆者はその男友達に告白することにしました。
部活帰りを狙って彼を待ち、声をかけて一緒に帰ることにしました。
黙って歩く筆者に、「どした?」といつも通り話しかける彼。
勇気を出して、「○○(男友達)のこと、好きになった。」と伝えました。
すると彼は「誰が?」と全く悪気もなく聞き返します。
「私が、○○(男友達)のこと好きになったの。」
もう一度ちゃんと言うと、男友達はかなり驚いた表情をしていました。
少し黙ったあと、「それは…男として?」ともう一度確認されたので、「うん」と答えました。
かなりの沈黙のあと、その男友達から「付き合ってみよっか」と返事がありました。
振られると思っていたので予想外でしたが、嬉しくてお付き合いすることに!
しかし、「友達」という感覚が彼の方から抜け切らず、3ヶ月ほど付き合って「女の子としてどう扱って良いかわからない。友達に戻ろう」と言われ、結局お別れしまいました。
その後は、あいさつは交わすものの、以前のような友達関係に戻ることはできませんでした。
男友達を好きになったら
男友達を好きになってしまった場合、その気持ちに気づいた時点で、友達という関係ではいられなくなります。
その気持ちを伝えずに心の中に秘めておいたとしても、男友達が恋愛して彼女ができたりするのを心から喜ぶことはできません。
その気持ちを隠して友達で居続けるなら、相手は気づかずにずっと同じように接してくれるでしょうが、必ず自分が耐えられなくなります。
だから、苦しくても辛くても男友達との関係を崩さないために、
- 気持ちに蓋をする
- 関係が崩れてでも彼に告白する
の2択ということになります。
筆者のように告白しようと思うなら、告白する前に、女性として彼に意識させる努力が必要です。
そうでなければ、もし付き合えても筆者と同じような結末になるからです。
男友達に女性として見てもらうために
男友達と恋人同士になることを選ぶのならば、告白する前に少しでも彼に女性として意識してもらう必要があります。
筆者が彼から言われて意識してしまったように、「○○が彼氏だったらなぁ」と言ってみるのもアリです。
彼と会うときには、きちんとメイクしてかわいい服を着て、これまでとは違う面を見せてみましょう。
少しでも彼に女性として意識させた上で告白するようにしましょう。
まとめ
男友達だと思っていても、男女の仲はいつ何が起こるか分かりません。
ふとしたときに異性として意識してしまい、好きになることもあります。
そんなときには、彼との友達という関係が崩れても恋人同士になりたいならば、女性として少しでも意識してもらえるようにしましょう。