大学生になると、バイトなどで自由なお金も増えるため同棲を考えるカップルは多いでしょう。筆者も現在の夫と結婚する前に、同棲していました。
その体験談をもとに、大学生が同棲する際の親の説得法や費用の問題についてお話し・アドバイスします。
◆目次◆
筆者プロフィール
京都に住む2児の母・ぽぽです。
現在は幸せな家庭を持つことができましたが、昔は思いのまま、まっすぐ突っ走りがちで、恋愛では痛い思いをしたこともありました。
そんな経験から、女性が幸せをつかむために、自分をどのようにふるまうべきなのかを広めていきたいです。
大学生で独り暮らしスタート
筆者は18歳で大学進学のため、実家を離れ県外で独り暮らしを始めました。
独り暮らしというだけで、男性は家に上がりたがりますが、現在の夫と付き合うまでは男性は一度も家に入れたことはありませんでした。
彼に出会ったのは21歳のときのこと。
共通の趣味であるバレーボールを通じて知り合い付き合い出しました。
彼氏は実家暮らしだったため、デートはいつも外食が多かったです。
彼氏は4つ年上で、早くから働いていたこともあり貯金も多く、デートにかかるお金は全て彼氏が出してくれていました。
しかし、毎回のデートで外食したりいろんなところへ行くと、筆者も気を遣うため、払いたいというと、「それなら手料理をご馳走して」と言われ、初めて家へ招くことになりました。
その日をきっかけに、彼氏とのデートは家が多くなりました
休みの日など、外へデートへ行くときは彼がお金を出してくれていたので、家デートの時は手料理を作っていました。
大学生にして半同棲状態に
合鍵を彼氏に渡したため、彼氏が家に来るようになって1ヶ月もしないうちに、筆者がいない時も彼氏は出入りするようになり、半同棲状態になりました。
住み着かれたり、自分の時間が一切なくなるのが嫌だった筆者は、彼氏の私物は一切置かさないようにしていました。
洗濯物も持って帰ってもらっていましたし、泊まっていくにしても、お風呂は自分の家で入ってから来ていました。
きちんと同棲しようという話がないまま流れで一緒に住むのはダメだと思ったからです。
週の半分くらいは会っていて、外食のときもあれば、家で作るときもあり、彼氏と会うときはいつも筆者の家に帰り、朝早く自宅に仕事着を取りに帰るという生活をしていました。
大学生だけどいよいよ同棲することに
筆者はまだ大学生でしたが、彼氏とのお付き合いから1年弱くらい経ったころに、彼氏との結婚の話が出ました。
彼氏のお母さんとも仲良くしていた筆者は、結婚についての考えを聞かれたので、
「就職して生活が落ち着いたらしたい」
と伝えると、
「どうせするなら早い方がいいんじゃない?」
という一言からトントン拍子に結婚話が進みました。
初めて彼氏のお父さんにあいさつに行った際、
「まだ若いから生活をともにすることの難しさがわからないだろうから、一度一緒に暮らしてみてから結婚するかを決めたらどうだ?」
と言われました。
そこで、正式に筆者のアパートで同棲することになりました。
その旨を筆者の両親にもあいさつを兼ねて伝えに行きました。
両親も、結婚を前提のきちんと2人で考えたことならば、と賛成してくれました。
同棲の際の生活費
筆者は大学生だったため、もともと筆者が独り暮らしをしていたこともあり、同棲に至るまでの費用はかからずに済みました。
ただ、いざ同棲生活を始めるにあたっての生活費については、きちんと話し合いました。
結婚が前提での同棲であり、また筆者はまだ大学生であったため、家賃、光熱費は全て彼氏持ちで、食費だけは筆者が持つということになりました。
大学生で同棲。トラブルは?
大学生にも関わらず、いざ同棲を始めると、お互いがあまり細かいことが気にならない性格だったのと、一緒にいて居心地がよく気を使わなくて済んだことで、生活する上でのトラブルはほとんどありませんでした。
ただ1つ、やはり揉めたのがお金の面です。
実質、お小遣い制のようになっていたため、彼氏も自由なお金が少ないと文句を言っていました。
その気持ちも分からないでもないし、申し訳ない気持ちもあったので、就職してきちんとお金を稼げるようになるまでは負い目がありました。
結局、就職する4月の前、2月に籍を入れました。
筆者が就職した後は、2人のお給料を合算して全ての生活費を払い、余った分を2等分してそれぞれが持つというルールにしました。
大学生が同棲する前のポイント
お金の問題、お互いの両親への説得、生活する上でのルールなど、大学生が同棲する前にきちんと決めておいた方が良いことなど、筆者の経験談からポイントを挙げてお話しします。
①親への説得
まず、一番最初に大切なのはお互いの両親を説得すること。
大人とはいえ、大学生という身ですから、ご両親の了承をきちんと得た上で同棲に踏み切りましょう。
親の説得のポイントは、
- 2人で揃ってきちんとあいさつに行くこと
- 金銭的に生活ができるくらいの収入があること
- 結婚も視野に入れていること
この3つがポイントです。
どんな相手と同棲するのか、きちんと顔見てあいさつすることでご両親も安心できます。
また、バイトなどでどれくらいの収入があり、いくらくらいの家賃でどれくらいの生活費がかかるのかきちんと考えた上で、生活が可能であることを伝えれば、ご両親も納得せざるを得なくなります。
そして、この同棲は結婚を視野に入れてのことだと言うこともポイントですよ。
②同棲にかかる費用
2人でアパートを借りて、家具を揃えて、生活ができる状態にするまでに、実は結構なお金がかかります。
まず、アパートを契約する際には、敷金・礼金の他にも、
- 仲介手数料
- 前払い家賃
- 火災保険
などいろいろなお金がかかり、契約だけでも家賃の4.5〜5倍かかります。
家賃にもよりますが、例えば、家賃6万円のアパートなら、初期費用は約30万円ほど。
それに、引っ越し費用や家具家電を揃えるとなると、100万円と見ても足りないくらいです。
もちろん、物件選びにもよりますし、引っ越しも業者を入れずに行ったり、家具家電はお互いの家から持ち寄って出来るだけ使うなどすれば多少は抑えられます。
その費用を自分たちで出せるのか?出せないなら、ご両親の協力を得られるのか?など初期費用に関する問題をクリアしなければなりません。
③生活費の割合
きちんと話し合っておかなければ必ずトラブルの原因になるのが、生活費。
どのような割合で分担するのかをきちんと話し合う必要があります。
お互いの収入の割合や、それぞれの携帯代などが毎月どれくらいかかっているかなども知っておく必要があります。
家賃や光熱費だけでなく、生活をともにしていると掛かってくるお金は意外とたくさん。
だからこそ、その都度きちんと話し合い、お互いが納得した上でないと同棲は絶対に上手くいきません。
④不満はその都度伝える
どんなに大好きな相手でも、生活をしていると、合わないと感じる点や腹の立つこと、許せないことなど、いろんなことが出てきます。
それをいちいち伝えるとケンカになることももちろんあります。
しかし、それまで育ちの違う他人同士が生活をともにするということは、楽しいことばかりではないので、嫌だと思うことはその都度きちんと伝えましょう。
そして、お互いに折り合いをつけ、譲り合い、理解しあって行くことが大切です。
まとめ
大学生に限らず、同棲は世のカップルが一度は憧れるもの。
大学生になり同棲を考えるカップルは、きちんと前もって準備をして、ご両親の協力も得ながら2人で考えて話し合ってひとつひとつ進めて行くことが大切です。
お金のこと、生活における小さなルール、そう言った積み重ねをおろそかにすると、同棲をきっかけに2人の仲が危うくなることもあるのです。
不満はその都度2人で解決して、幸せな同棲生活を送ってくださいね☆