恋愛は楽しいものですが、一方で失恋した時はとても辛い時間になってしまうもの。失恋したときの相手が大好きであったなら、余計に忘れるのに時間が掛ってしまいます。
今回は、大好きだった彼氏から突然別れを告げられ、なかなか立ち直れずに、元カレを忘れるのに数年かかった筆者の体験をもとに、失恋を引きずってしまう原因と効果的な立ち直り方についてアドバイスします。
◆目次◆
筆者プロフィール
地方に住む20代のライター・onishiです。
現在は結婚し、フリーのライターとして生計を立てようと奮闘中。
基本的にインドア、しかし思い立って登山に行くなど、急にアクティブになることが多々あり。
辛い!失恋から立ち直れなかった体験談
筆者は、大学生のときに、1つ学年が上の先輩と付き合っていました。
大学生のときに大恋愛が
それまでにも何人かと付き合ったことはあったのですが、大学のために実家を出て一人暮らしをしていたため、彼氏とは長い時間を一緒に過ごし、これまでにないくらい彼氏のことを好きになっていました。
毎日のように会い、生活はもはや半同棲状態。
まさに、彼氏以外何も見えない生活が半年ほど続きました。
彼氏の浮気が発覚
しかし、彼氏と付き合って半年ほどしたとき、筆者に1週間ほど実家に帰省する期間がありました。
そのタイミング境に、なぜか彼氏が急によそよそしくなり、筆者と会う回数も急激に減りました。
筆者はすぐにおかしいと感じ、彼氏に問い詰めたところ、彼氏が浮気をしていたことが発覚したのです。
筆者は彼氏に盲目になっていたこともあり、彼氏とはずっと一緒にいると信じて疑っていなませんでした。
そのため、突然彼氏に裏切られたことがショックでたまらず、動揺したまま別れをすぐ切り出しました。
このとき、別れたこと自体はあまり後悔はしていませんでした。
振ったはずの彼氏が忘れられない
ところが、ひどいことをされても大好きだった彼氏のことをすぐに忘れることができず、毎日のように彼氏のことを思い出しては泣いていました。
大学生であったことが良かったのか悪かったのか、授業にもほとんど出ず、一人家の中で思い出に浸っていました。
しかし、ずっと外に出ないわけにはいきません。
数週間したところで、筆者は少しずつ家の外に出るようになりました。
一旦外に出るようになると、女友達と話をして気を紛らわすことができたり、このままではいけないなという気持ちが、少しずつでしたがが出てくるようになりました。
失恋をとおしてわかったこと
失恋するまでは、彼氏が筆者の世界の全てだったので、筆者の興味は彼氏にのみ向いている状態でした。
しかし、その彼氏がいなくなった失恋直後は、他のことにも目が向くようになったのです。
もちろん、彼氏のことも引きずってはいましたが、それを振り切るかのように、興味があることには何でも挑戦しました。
小さいことで言えば、今までしたことないような髪の毛の色に染めてみたり、ジョギングを始めたり、一番大きい挑戦であったのは、海外ボランティアで外国に長期滞在してみたことです。
そうやって、自分に少しずつ自信をつけていくことで、少しずつ彼氏との思い出を振り返る時間が減っていきました。
そして、6年経ったいまでは、全くと言って良いほど、彼氏のことは思い出しませんし、過去の黒歴史として友達とネタにして笑っています。
こうして、筆者は大好きだった彼氏との失恋から立ち直ることができたのです。
辛い失恋から立ち直れない原因は
では、失恋して辛い状態からなかなか立ち直れない原因は何なのでしょうか?
筆者の場合は、つぎの4点でした。
原因①:彼氏のことが大好き過ぎる
失恋したときの相手が大好きな人であればあるほど、失恋したときは引きずり立ち直れなくなってしまいます。
筆者のが場合がまさにこのパターン。
彼氏のことが大好きだったことに加え、付き合っていたほとんどの時間を一緒に過ごし、生活の一部となっていたました。
その生活の一部が突然なくなったショックはとても大きかったです。
原因②:納得いく話し合をしないまま別れる
彼氏の浮気がわかったとき、筆者はショック過ぎて、ろくな話し合いもせずに彼氏と別れました。
いま考えると、落ち着いて浮気した理由について聞いたり、きちんと話し合いをしておけば、気持ちの整理が多少なりともついていたかもしれません。
原因③:1人で思い出に浸る時間が長い
筆者は、彼氏と別れた後、1人で過ごす時間が非常に長かったです。
泣きすぎて外に出れないし、その気力もなかったのです。
しかし、1人でいると、どうしても失恋した相手との思い出に浸る時間を作ってしまうのです。
そして、その思い出に浸っている限り、相手のことを忘れることはできないですし、思い出を振り返るクセもついてしまいます。
無理に相手のことを忘れようとせず、思いっきり悲しむことは決して悪いことではありません。
しかし、ある程度落ち着いたところで、無理をしてでも外に出ることをおすすめします。
原因④:メールなどを消さずに残している
彼氏からのメールやもらったプレゼントを、筆者は失恋後もすぐに捨てることはできませんでした。
しかし、彼を思い出させるようなものがある限り、忘れたくても物理的に彼氏のことを思い出してしまうのです。
そのため、失恋が辛くても、彼氏との思い出の品などは早急に処分すべきです。
辛い失恋から立ち直るための方法
筆者は、社会生活から離れて思いっきり悲しんだ後、どうにかこの失恋から立ち直らなければならないと思い、様々なことを実践しました。
その中で、特に効果的だった4つの方法をご紹介したいと思います。
①「思いっきり」泣く
彼氏を思い出してシクシク泣いても良いのですが、どうせなら泣ける映画などを見て思いっきり泣いた方がスッキリします。
自分が悲しいときは、泣ける映画を見ると相乗効果でものすごい泣くことができるんです。
余分に泣くことでとても疲れるのですが、泣くことはストレス発散方法のひとつ。
ぜひ実践していただきたいです。
②家の中での時間を減らし外出する
とにかく、彼氏との思い出を振り返り続けないように、家で1人でいる時間を減らしました。
友達と会ったりしても良いですが、本を持ってカフェに行ったり、好きな音楽を聴きながらジョギングしたり、お手軽にできるものの方が継続して外に出やすかったです。
③部屋を片付け思い出を捨てる
彼氏との思い出が詰まっている部屋は、家にいるだけで彼氏のことを思い出す原因のひとつとなってしまいます。
これでは、いくら外に出ても、家に帰れば逆戻りとなってしまいますよね。
そこで、筆者は部屋を一気に模様替えし、彼氏との思い出の品は不用品と一緒に全部捨てました。
物を捨てること自体ストレス発散となりますし、部屋も綺麗になって気持ちも新たになったような気分になり、一石二鳥ですよ。
④新しいことに挑戦する
筆者の場合、海外ボランティアに2ヶ月ほど行ってみました。
現地の言葉がほとんど話せない状態で行っていたので、正直とても大変でした(笑)
しかし、その苦労があったおかげで、彼氏のことなど思い出す余裕などありませんでした。
また、海外で2ヶ月やり切ったことは自分の自信にもなり、失恋直後ほど彼氏のことを思い出すこともなくなり、ようやく新たな一歩を踏み出せたと感じたことを覚えています。
新しいことを始めるには労力が要りますが、そのぶん新しい出会いがあったり、新しい経験ができるので、辛い失恋の痛手を和らげる効果的な方法です。
まとめ
辛い失恋から立ち直るための方法をお伝えしてきましたが、筆者が一番言いたいことは、どんなに辛い失恋を体験していま立ち直れないとしても、「いずれ時間が解決してくれる」ということです。
筆者は、失恋直後に友達から「5年後には笑い話だよ」と言われました。
そのとき、筆者は妙に納得したことを覚えています。
失恋当時は、辛くてこの悲しみが永遠に続くのではないか、と思っていましたが、「5年後」という具体的な数字を聞いたとき、それまでには就職などもして状況が変わっているだろうし、今回の辛い失恋から立ち直り、きっと忘れているだろうと思っていました。
そして、実際に5年後にはすっかり自分自身を取り巻く環境も変わり、辛い失恋のことなど思い出すこともなくなりました。
それどころか、新しい恋愛をしていたのですから、余計に過去の恋愛のことにしがみついてなどはいませんでした。
いま失恋して辛い方も、いずれは時間が解決してくれます。
それを念頭に置き、お伝えしてきた失恋から立ち直るための方法を実践すれば、辛い恋愛を忘れるには効果的ですよ☆