「大学生になれば色々なことが自由にでき、その中で様々な出会いもあるだろう」と、大学生活に胸を膨らませている方も多いでしょう。しかし、いざ大学に入ってみて気付くのは、自分から動かないと、意外にも大学生にも出会いの場がないということです。
今回は、大学時代に出会いがないと嘆き、長い期間彼氏ができなかった筆者の体験を交えながら、大学生ならではの出会いがあるおすすめの場所を紹介します。
◆目次◆
筆者プロフィール
地方に住む20代のライター・onishiです。
現在は結婚し、フリーのライターとして生計を立てようと奮闘中。
基本的にインドア、しかし思い立って登山に行くなど、急にアクティブになることが多々あり。
大学生の時の出会いの場所
まずは、筆者が大学生の時に出会いがあった時のことについてご紹介していきましょう。
大学入学当初は出会いがたくさん
筆者は地元ではなく、県外の大学に進学しました。
初めての一人暮らし、新しい環境…大学生活の全てが新鮮で、楽しいキャンパスライフへの期待を胸に大学へ入学しました。
大学へ入学してからしばらくの間は、同じ学部の先輩たちが主催する新歓コンパやサークル見学など、様々なイベントが目白押し。
大学内で様々な人たちとの出会いがありました。
しかし、その盛り上がりも数ヶ月経つとだいぶ落ち着き、それぞれサークル活動やバイトなどを決め、生活の基盤ができてきます。
筆者も女子の割合が9割のサークルに入ることを決めました。
また、バイトも決め、大学生が筆者しかいない少人数の居酒屋で働き始めました。
サークルもバイトも決め、だんだんと大学生活に慣れていきました。
このあたりまでは、、筆者の思い描いていた「出会いの多い充実した大学生活」だったのです。
メンバーや行動範囲が固定化
大学生活に慣れていくにつれ、筆者の行動範囲や居心地の良いメンバーは決まり切ったものとなっていき、だんだんと新たな出会いがなくなっていったのです。
筆者がいつもつるんでいたメンバーの口癖は「彼氏ほしい~」というもので、誰にも彼氏がいない状況となっていました。
大学入学前は、大学生は自然と出会いがたくさんあって、彼氏なんて簡単にできるだろうと考えていたので、理想と現実のギャップに絶望しました。
筆者は「出会いラッシュ」であった大学入学当初に彼氏ができたのですが、半年ほどでお別れしてしまいました。
それ以降、ずっと良い出会いがなく、恋愛をしていない状況にまでなっていました。
しかも、それが2年生、3年生、4年生と続きました。
受講する講義も少なくなり、大学で過ごす時間も減っていき、家にこもりがちとなり、大学4年生のときは出会いなどほとんどなくなっていきました。
出会いは作るもの
このまま大学生活を終えるのが寂しいと感じた筆者は、時間がたっぷりある大学4年生のときに一念発起し、様々なことに挑戦するようにしました。
単位には関係のない授業でも、興味があるものは学年が下の授業に混じって受講してみたり、泊まり込みのリゾートバイトに応募してみたり。
そして、慣れない合コンに行ってみたり…と、今までの居心地の良い環境から抜け出してみました。
結果からいえば、彼氏ができるほどの出会いはありませんでしたが、男女問わず自分の刺激となる素的な出会いがたくさんありました。
大学時代を振り返って、待っているだけでなく自分から行動しなければ、新たな経験や出会いなんてないのだと実感しました。
大学生に出会いがない原因とは
筆者のように、「自由な身分の大学生なのに、なぜ出会いがないんだろう?」と思っている大学生も多いと思います。
筆者の経験からすると、次の3点が大学生に出会いのない原因です。
原因①:出会いを求めて行動していない
筆者は大学生のころ、「どこかに素的な出会いがあれば良いな」という受け身の姿勢で生活していました。
自分の居心地の良い場所のみで生活し、その生活が慢性的になっているときには、出会いなど全くありませんでした。
居心地が良い環境から飛び出すことには、勇気も労力も必要です。
しかし、本当に新たな出会いが欲しいのならば、自分からアクションを起こさなければ何も始まりませんよ。
原因②:同性や特定の友達ばかりとつんでいる
筆者は大学のサークルの仲間と仲が良く、いつも一緒にいました。
大学時代の体験談でお伝えしたように、そのメンバーはみな女子でした。
サークルメーンバーとは本当に仲が良く、一緒に授業を受講したり宅飲みをしたり、ほとんどの時間を一緒に過ごしていました。
しかし、その居心地の良い空間だけで過ごしていては、大学生と言えど、出会いなどありませんでした。
実際、筆者も含め、友達の中に誰一人として彼氏がいなかったことが、何よりの証拠です…(笑)
原因③:家・大学・バイトの往復になっている
筆者の大学生活は、まさに
- 家
- 大学
- バイト先
のいずれかで過ごすというルーティーンが確立していました。
もともと家にいるのが好きなこともあり、何か用事が終わればすぐに家へ帰っていました。
それが大学4年生になると、バイトも辞め、卒論のためのゼミが週に1回ある程度だったため、家で過ごす時間がほとんどとなっており、大学生と言えど、恐ろしいほどに出会いがありませんでした。
大学生に出会いがある場所
大学生時代は、学年が上がっていくにつれ、どんどん出会いがなくなっていきました。
そこで、大学生活を振り返って反省した点と、大学4年生のときに行動して出会いがあった場所をお伝えしていきましょう。
①バイト
まず、筆者が失敗した点は、同年代の人が全くいないバイトを選んだこと。
店主も優しく、バイト先としては良いものだったのですが、バイトは筆者のみ。
そして来るお客様もご年配の方が多く、出会いに関して言えば、全く良い環境とは言えない状況でした。
同年代の人が多いバイト先を選ぶことで、自然と出会いも増えるかと思います。
ちなみに、リゾートバイトをしたときは同年代の大学生も多く、色々な出会いがありました。
加えて、泊まり込みのバイトスタイルいうこともあり、より深い関係を築くことができたため、泊まり込みのバイトなどは本当におすすめです!
大学生は休暇が長いため、そういった変わったバイトにも挑戦しやすいですよね。
②サークル
筆者は女子が9割を占めるサークルに所属していたため、大学時代は出会いはほとんどありませんでした。
サークル活動も、それなりに男性がいるものを選んだ方が、出会いは確実に増えます。
サークル活動をとおして男女としての仲が深まり、カップルになるのはよく聞く話ですよね。
サークル活動に参加するというのは、比較的ハードルが低くておすすめです。
いま考えてみれば、他にも興味あるサークルがあったため、掛け持ちという手段を選択すれば良かったなと後悔しています…(笑)
③合コン
筆者は合コンというものに対してずっと抵抗がありましたが、大学4年生になって初めて合コンに挑戦してみました。
すると、合コンは自分がイメージしていたよりも、ずっと堅苦しいものではないという印象を受けました。
初めて会う人たちばかりで緊張はしますが、女性側は知り合いですし、「相手とどうにかなろう」というよりは、「この場を楽しもう」という雰囲気の方が強かったからだと思います。
大学4年生のときに合コンは初体験しましたが、「大学時代にもっと気軽な気持ちで色々な合コンに参加していれば良かった…」と思いました。
社会人になれば、結婚を見とおしたお付き合いも考えるようになりますが、大学生のうちはもっと気軽な気持ちで合コンにも参加できるので、行っておいて損はないと思いますよ。
④休暇中の集中講義
大学生には、夏休み中などに短期集中して単位が取れる集中講義がいくつかあります。
筆者も、単位取得が目的で集中講義に参加しました。
集中講義は学年や学部を問わず、それまで関わりを持つことのなかった人と出会える上、グループで行う作業が多いものがほとんどですので、自然と授業を受けているメンバーと話す機会ができます。
筆者は集中講義の授業で年下の男の子ととても仲良くなり、講義が終わった後もたまに飲みに行く仲にまでなりました(付き合いには至りませんでしたが)。
学生の本業もこなせて、かつ様々な人と出会える。
まさに一石二鳥の集中講義は大学生におすすめです。
まとめ
大学生でも自分から動かなければ出会いはありません。
しかし、自由である大学生だからこそ、出会える人や場所も、決して少なくはありません。
社会人になれば、それこそ出会いの場所や時間は限られてきます。
社会人になってから後悔しないためにも、大学生であるうちに出会いを求め、自分から行動していくことが大切ですよ。