大好きだった元カレのことを、忘れたいのに忘れられない。そう思っている時は、次の恋への一歩もなかなか踏み出せず、うじうじしている自分のことも嫌いになってしまいますよね。そこで、大好きだった元カレへを忘れるのに数年かかった筆者の体験をもとに、最も効果的であった未練を断ち切る6つの方法をご紹介します!
◆目次◆
筆者プロフィール
フリーランスライターのonishiです。
地方に住んでおり、女子っぽい雰囲気を出せない20代女子。
普段はインドア、たまに山登り、一人でいることが基本的に大好き!
大好きな元カレを忘れられなかった体験談
筆者も、大好きだった元カレを忘れられずに辛い経験をしたことがあります。
元カレへの未練が残るストーリーを最初にお伝えしましょう。
大好きだった元カレ
筆者は大学生になると同時に地元を離れ、一人暮らしを開始しました。
大学に入学して数ヶ月が経ったころ、同じ学部で3歳年上の先輩からアプローチを受け、お付き合いすることになりました。
筆者はそれまでにも何人かと付き合ったことはあったのですが、「本気で大好き」と思うような真剣な恋はしたことがありませんでした。
しかし、この時付き合った先輩とは一人暮らしで一緒に過ごす時間も多かったことから、周りのことが見えないくらい大好きになりました。
ラブラブ生活は長くは続かず
彼氏とはほとんど毎日のように一緒にいてラブラブな生活を送っていました。
しかし、付き合って半年が経った頃、彼氏の挙動が明らかにおかしくなったのです。
例えば、トイレに携帯電話を持って入ったり、会おうと言っても「用事がある」と言って会わない時間が極端に増えたり…。
問い詰めると、浮気をしていたことが発覚。
筆者は彼氏に裏切られていたことがとてもショックで、すぐに彼氏へ別れを切り出しました。
彼氏もすぐに納得して、永遠に続くと思っていた恋があっけなく終わりました。
元カレへの未練の始まり
彼氏と別れた後、筆者は
「本当に最低なやつ!あんなやつこっちから願い下げだ!」
と何度も思いましたし、友達に元カレの悪口を言いまくっていました。
しかし、ひどい仕打ちをされても大好きだった元カレを心から嫌いになることができない上に、時間が経つにつれて良い思い出ばかりが頭によぎってしまう日々。
元カレのことばかりを考えていました。
元カレへの未練を断ち切らねばと頭では思うのですが、それまでの生活が元カレ一色だった筆者は、これからどうすれば良いのか本当にわからなくなっていました。
その結果、大学にもあまり行かず、一人無気力に毎日を過ごすことになってしまったのです。
元カレの未練から立ち直るきっかけ
そん筆者を見かねた友人が
「辛いのはわかるけど、化粧もせず、そんなどうでもいい格好してるのはやばいよ!今までのあんたはどうしたの?」
と喝を入れてくれました。
この時、筆者は友達に指摘されはっとしたのです。
友達に指摘されるまで、自分のひどい格好に気付いていなかったからです。
筆者は悪い所をハッキリと指摘してくれた友達の存在に、今も感謝しています。
友達の指摘をきっかけに筆者は正気を取り戻しました。
元カレとの思い出に浸るのをやめ、少しずつ外へと目を向けるようになりました。
筆者は当時大学生という自由な身分だったため、とりあえず自分が興味のあることにとことん挑戦しまくりました。
車の免許を取ったり、ボランティアで海外に行ってみたり、髪の毛を明るく染めてみたり…
本当に日常からできる小さいことから、全く知らない世界へ飛び込むことまで、たくさんのことをしました。
そうしていくうちに時間は過ぎ、新しい出会いも増え、時間はとってもかかりましたが、新しい恋もできるようになりました。
現在、元カレと別れて6年ほど経ちますが、今ではこうして体験記を書く時以外は、全く思い出さなくなりました(笑)
大好きな元カレへの未練を断ち切る5つの方法
それでは、筆者が実践した、大好きな元カレへの未練を断ち切る方法をご紹介します。
①無理矢理忘れようとしない
筆者は、浮気をした最低な元カレに未練を感じている自分が嫌で、早く元カレのことを忘れなければ、と思っていました。
しかし、そう思っているうちは自分の気持ちの整理もつかず、元カレのことを全く忘れることができませんでした。
そんなある日、筆者は本音を話せる親友に
「本当はまだ元カレのことが好きなのかも」
と言ったとき、自分でもびっくりするくらい心が軽くなりました。
今までは、自分の頭の中で否定したかった事実を言葉にしたことで、自分でも「あぁ、そうなのか」と受け入れられたのだと思います。
この時、筆者は「元カレを忘れたいのに忘れられない」の思考から「元カレのことはまだ好きだ、さて次はどうしよう」
という思考に切り替えることができ、次はどうすべきかを考え出すことができました。
好きなモノを急に忘れるなんて、人間にとっては無理な話。
まずは、元カレへ未練がある自分自身を受け止めましょう。
そして、思う存分悲しみに浸れば良いのです。
筆者は元カレと別れた後の3ヶ月は、見事に悲しみに浸って何もできなかったですし、完璧に元カレのことを忘れるまでには数年かかりました。
元カレのことが好きで、想いが強ければ強いほど、元カレのことを忘れるのに時間がかかってしまうのは仕方がないことです。
「忘れよう、忘れよう」と、自分の気持ちに逆らっても余計苦しい思いをするだけです。
自分の気持ちに素直になり、元カレへの未練を受け入れ、元カレへの想いを徐々に薄めていくことは、それほど苦しいことではありませんよ。
②部屋の片づけ・模様替えをする
筆者が大好きだった元カレと別れてまず始めに取り掛かったのは、部屋の片づけや掃除です。
元カレがよく来ていた部屋は、元カレの置いていったものや思い出のある物がどうしても残ります。
筆者は元カレに関係するものは全部捨て、ついでに部屋の模様替えも行いました。
掃除をする間は結構無心になれますし、思い出のものを破ったり壊しながら捨てたのでストレス発散にもなりました(笑)
自分の部屋の雰囲気が変わるだけでも前向きな気持ちになれる上、お手軽にできるのでおすすめです!
DIYが好きな方は、趣味も兼ねられるのでさらに楽しめそうですね。
③自分磨きをする
部屋が綺麗になったら、次は自分を綺麗にする番です。
筆者の場合、最初の体験談の中でお伝えしたように、失恋後は化粧もファッションもひどく落ちこぼれていました。
さらに、思春期でさえできなかったニキビが大量にでき、肌の調子も人生最悪の状態でした。
そこで、良い基礎化粧品やパックを買い、体や肌に良さそうな食べ物を食べ、ジョギングなど適度な運動を行うようにしました。
また、ファッション雑誌を買ったり、ネットの動画でかわいい韓国アイドルの女の子たちを見て「女子であることの楽しさ」のモチベーションを上げていきました。
もともとオシャレをすることは好きだったこともあり、自分自身を取り戻し、どんどんと綺麗になっていくことが嬉しくてたまりませんでした。
自分磨きをすることは、元カレへの未練を断ち切るだけでなく、失恋してボロボロになった自分が生まれ変わるような感覚になります。
その結果、気持ちも前向きになれるし綺麗にもなれる、人によっては次の恋も始まってしまうかも。
まさに、一石三鳥です。
④熱中するもの・目標を見つける
筆者は、大好きだった元カレと別れるまで、彼氏中心の生活をしていました。
そのため、彼氏と別れて初めて、「自分から元カレを取ったら何も残らない」そんな感覚に襲われ、これからどうやって生きていこうと怖くなりました。
元カレと別れてしばらくはもぬけの殻のような生活をしていましたが、立ち直ろうと少しずつ動き始めた時、ふと教習所の看板が目に止まりました。
自分が変わるキッカケが何でも良いから欲しかったし、車の免許はいずれ取る予定だったので、すぐに教習所に申し込みました。
周りの女友達はほとんどオートマ限定で免許を取っている中、筆者はあえて難易度の高いマニュアル車を選びました。
理由は、難しい方がおもしろそうだったからです。
そんな理由で自動車の免許取得を開始したのですが、筆者は運転センスがなく、実際に運転をする実技では毎回苦戦をしていました。
しかし、最終的には免許を無事取ることができましたし、何かひとつの目標に向かって頑張ることの楽しさを思い出しました。
その後も、全く言語の通じない国へボランティアに行ったり、新しい部活を初めてみたり。
自分の興味あることには、何でも挑戦してみました。
そうして周りの友人たちと切磋琢磨しているうちに、恋愛のことだけを考える暇などなくなっていった上に、できることや新しい出会いがどんどん増えていきました。
こうして考えると、失恋したことが原動力となり、様々なことに挑戦できたので、失恋も必要な経験だったのではないかと今では思うことができます。
⑤女友達と遊ぶ
筆者が元カレと付き合っていた頃は、正直女友達との付き合いがほとんどありませんでした。
遊びも、女友達よりも、元カレ優先で動いていました。
しかし、そんな色ボケであった筆者に対しても、元カレと別れた後、女友達は筆者を見捨てることはしませんでした。
最初の体験談でお伝えしたように、筆者の悪い所を指摘してくれたり、ガールズトークでそれぞれの悩みを笑い飛ばしたり、一緒に買い物をしたり。
些細なことも多く、例を挙げればキリがありませんが、共感できる部分が多い女友達と過ごす時間は本当に楽しい時間でした。
同時に、筆者は優しい女友達に囲まれているのだと気付くことができました。
「前の恋を忘れるには、新しい恋愛をするのが一番」
そう良く言われますが、女同士で騒いで遊ぶことも、案外元カレのことを忘れられる1つの方法ですよ。
まとめ
今回は、元カレのことが好きな場合に、未練を断ち切るための効果的な5つの方法を紹介しました。
ここまで紹介してきましたが、一番自信を持って言えるのは、時間が解決してくれるということです。
失恋後はとても悲しく、「この辛い時間が一生続くのではないか?」と思えますし、未練がある時間はとても長く感じます。
元カレとの失恋後は、慰めによく「時間が解決するよ」なんて周りの友達から言われましたが、正直「時間が解決っていつまで?」と思っていました。
そして、「時間が解決」について友達と議論し、ひとつの結論に達しました。
それは「今の辛いことは、5年後には笑い話になっている」ということです。
筆者が失恋後であった当時、妙に「5年後には笑い話」という言葉に納得し、時間が解決するのだろうと信じるようになりました。
そして、6年経った今、あれだけ未練があった、大好きだった元カレのことなど微塵も思い出さなくなり、楽しい日々を送っています。
実際には、4年経った頃くらいには既に思い出さなくなっていました。
そのため、大好きな元カレと別れてしまい、いまが辛いという方も、5年後には笑い話になるのだと思ってみてください。
5年経つまでの間に様々な経験をしていれば、様々な出会いがあなたにも絶対に訪れますよ☆