「年上の彼は、年下の私のことをどのように思っているんだろう…」女性が年上の男性を好きになることは、ごく一般的なことですが、少し年齢差があると、自分のことを恋愛対象として見てくれているのか不安になりますよね。
筆者は今までに、年上男性からアプローチを受け、お付き合いをするまでに至ったことが何度かありました。女性からすると、「かわいらしい」「守ってあげたくなる」ような女性の方が、年上の男性にモテるようなイメージはありませんか?でも、筆者はサバサバした性格で、かわいらしいタイプではなく、男っぽい性格と言った方が近いです。
では、そんな筆者のどのような言動が、年上男性に好んでもらえたのでしょうか?年上の男性との恋愛の体験談をもとに、男性心理やアプローチの仕方についてアドバイスします。
◆目次◆
筆者プロフィール
地方在住の20代ライターOnishiです。
現在は結婚し、フリーのライターとして独立。
年上男性と付き合った体験談
まずは、筆者が初めて「年上男性」と付き合ったときの体験談をお伝えしましょう。
年上の男性と交際したのは、筆者が18才のときで、お相手の男性は3歳年上の21歳の同じ学部の先輩でした。
その男性は、一度就職をしたあとに大学に入学していたこともあり、他の先輩と比べて落ち着きがあり、明るい性格のイケメンであったため、他の人たちと比べてもとても目立つ存在でした。
出会いのきっかけ
筆者が入学した大学の学部は、女子の割合が多いところでした。
女子が多いと、目立つ男子には自然と注目が集まります。
筆者がのちにアプローチを受けることになる先輩も、その目立つ人物の一人でした。
大学生になる前に、筆者が交際したことがあったお相手は同級生のみ。
年上の男性と付き合うなどみじんも考えておらず、その男性のことを見ても「愛想がよくて、盛り上げ上手なひとだな」という好印象だけを抱いていただけでした。
先輩のような目立つ人や、それを騒ぎ立てるミーハーな男女のノリは苦手だったため、その先輩との恋愛にはさほど期待していませんでした。
そのため、はじめは先輩から距離を置いていました。
先輩と距離が近づいたタイミング
年上の男性である先輩と筆者の距離が近くなったのは、先輩と同じサークルに入ったことがきっかけでした。
大学入学から数日がたち、生活の変化にも慣れてきたころで、サークルに入ろうと思い友達と色々なサークルを見て回っていました。
たくさんのサークルを見た中で、自分が一番興味を持ったサークルに、その先輩は所属していました。
少人数のサークルだったため、入れば必然的に先輩との関わりが増えます。
さきほどもお伝えしたように、先輩は筆者と違って乗りの良いタイプだったため、サークルに入るのには少し抵抗がありました。
でも、そのサークルの活動内容自体が魅力的だったこともあり、先輩のことはあまり気にすることはないかと思い、そのサークルに入りました。
サークル活動は、ミーティングやイベントが定期的にあり、メンバーとはよく顔を合わせました。
そうすると、やはり先輩とも話す機会が増えました。
そして、先輩と話しているうちに「みんなが騒ぎ立てているより、普通の人だな。良い人じゃん。」という印象を持つようになりました。
最初に抱いていた苦手意識が取り払われ、お互いのプライベートな内容についても話す仲になりました。
その先輩とは中学・高校時代の部活が一緒であったり、趣味が似ていたりと共通点が多く、先輩とはどんどん仲良くなっていきました。
ただし、この当時先輩には彼女がいました。
無理に先輩を略奪して彼女になろうとはまったく思っておらず、お互いに何でも話せる関係が心地良いと思っていました。
先輩からのアプローチ
そんなある日、先輩が筆者にアプローチをしてくるきっかけとなる出来事がありました。
それは、サークル活動の一環として、遠方のイベントに参加したときです。
1日一緒にいることは初めてだったことに加え、参加人数はいつもより少人数だったので、いつもより先輩とたくさん話をしました。
1日中会話していて、年下であるにも関わらず、まったく飾らずに思ったことをはっきりと、ズバズバと思ったことを言ったり、人の悪口や愚痴などをまったく言わない筆者の姿が、先輩にはとても印象的に映ったそうです。
筆者が年上の男性に対し、そのように気を遣わない態度を取ることができたのは、
- 先輩には彼女がいるとわかっていた
- 「年上」「目立つ男性」という先入観を取り除クことができていた
といったことがあります。
「先輩は恋愛対象ではないし、気も合うから同級生と同じようにくだけて話すか!」という感じで、明るく話せていたのです。
そのため、恋愛対象として意識している年上の男性なら言えないようなことでも、気兼ねなく話すことができました。
あとからその先輩から聞いたのですが、年上の男性から見る年下の女子への印象には、次のような固定観念があったそうです。
- 年下の女子は猫をかぶっている
- 年下の女子は、年上男性には本性を見せない
年下の女性は、年上の男性を気にしすぎて、自分の思っていることをきちんと伝えてくれないというイメージだったようです。
その先輩が目立つ顔立ちや性格だったため、先輩の周りに集まる年下の女の子たちにそのような傾向があっただけなのかもしれません。
でも、筆者は先輩にとって、少し型破りな存在になることができたのです。
年上の男性の先輩とお付き合いへ
年上の男性の先輩が興味を持ってくれていることはわかっていましたが、まさか自分を恋愛対象と見ているとは思ってもいませんでした。
遠方でのサークルのイベントの後、先輩は食事などに誘ってくるようになりました。
ただ、彼女持ちの男性と2人で遊ぶのは気がひけたため、お酒を飲むときはサークルのメンバーを交えたり、授業の合間に一緒にジョギングしたりという感じで、ほどよい距離感を保っていました。
そのように2人で一緒にいる時間が長くなるについて、だんだんと「先輩と付き合ったら楽しいだろうな。」という気持ちが芽生えてきました。
先輩と2人で会う時間は、なるべく先輩への好意を見せないようにしたいと思っていました。
そのため、先輩が得意なパソコンの使い方などについて聞くことを口実にして会うため、「良かったら教えてもらえませんか?」などとメールで誘っていました。
そうして自然と2人になる機会を作りながら、だんだんと先輩にアプローチしていきました。
先輩のことを意識するようになってからも、あまり気をつかわないように気を付けていました。
なんと、数ヶ月後に先輩は彼女と別れることになりました。
そして、筆者は先輩から告白してもらうことができ、晴れてお付き合いすることになりました。
年上男性は年下女性をどう思ってる?
今までお話してきた先輩や、その後に別にアプローチをしてきた年上の男性がそろって言っていた年下女性のイメージがあります。
- 年下女子は、年上男性の顔色をうかがっている
- 年下女子は、自立しようとしないで年上の男性に何かと甘えてくる
- 年下女子は、年上の男性に対して子供っぽいわがままを言う
もちろん、年上の男性であっても、人によっては甘えられるのが好きな人などいるでしょう。
でも、それも最初のうちだけであることが多いようです。
付き合いを深くなっていったり、結婚まで考えるような付き合いをしようとすると、男性は自立している女性の方を好むようです。
年上男性の年下女性に対する恋愛心理
年上の男性と付き合いたいと思っている年下女性が気になることは、やはり「年上男性の年下女性に対する心理」でしょう。
筆者がお付き合いした年上男性との恋愛体験談をもとに解説していきます。
①年上男性が「付き合いたい」女性の特徴
年上男性が付き合いたい年下女性の条件は2つあります。
- 自分の軸や意見をしっかり持ち、自立している
- 清潔感がある(髪、肌、服装など)
年上男性が年下の女性に対して持っているイメージとのギャップを与えることが、年上男性の気を惹く第一歩です。
特に、向上心が強い年上の男性は、互いに高め合える女性を好みます。
「年下の女性なのに、しっかりと自分を持っているなぁ。」こう思わせましょう!
そして、「しっかりしている」といった内面はもちろん大事なのですが、見た目をないがしろにしていては、当然恋は始まりません。
飛び抜けて美人であったりかわいらしくある必要はありません。
髪の毛や肌、服装などから「清潔感」を年上の男性に与えられることが重要です。
男性は、女性の細かいところまで意外と見ているものですよ。
②年上男性が「付き合いたくない」女性の特徴
年上男性の寛容さに甘え、頼り切ってしまう年下の女性を、年上の男性は好みません。
年上の男性と付き合うまではさばさばとした態度を取っていたのですが、付き合い始めてだんだんと遠慮がなくなり、「もっと一緒にいたい」とわがままを言ってしまった体験が筆者にもあります。
すると、いくら寛容な年上男性であっても我慢には限界があり、終わりを迎えてしまうのです。
また、年上男性だけに限ったことではないかもしれませんが、悪口や愚痴が多い女性は付き合いたくないと思われます。
男性は女性に癒やしを求めています。
悪口を言う女性に対しては、男性は幼稚だったりマイナスなイメージを持ってしまいますよ。
年上男性へのアプローチ方法
さて、年上男性にアプローチしたい女性がもっとも気になるところ「年上男性へのアプローチの仕方・落とし方」について、筆者の体験談に基づいてお伝えしていきましょう。
①年上男子の脈ありサイン
年上男性は、年下の女性に対して優しく接してくれることが多いため、男性の行動が本当に好意を持っているかどうかは、見わけにくいものです。
年上男性は、社交辞令として年下の女性には優しくしている場合がほとんどです。
年上男性の脈ありサインを見分けるポイントは、向こうがこちらに興味を持っているかどうかをしっかりと見分けること。
例えば、自分が話したことに対して深く質問してきたり、興味を持ってくれたようであれば、それは脈ありサインといえます。
今まで、筆者が付き合ってきた年上男性の脈ありサインには次のようなものがありました。
- 自分が興味があることに対して興味を示してくれ、イベントに誘ってくれた
- 自分がはしゃぎすぎたかなと思う場面でも、一緒になって楽しんでくれた
- わざわざランチの時間などを合わせて会う時間を作ってくれた
どの恋愛でも「脈ありサイン」は変わらないかもしれませんが、「他の女性にはしない。自分にだけしてくれる。」ということがポイントです。
②年上男性へのアプローチ方法
これまで、「自立した女性であること」が年上男性には重要とお伝えしてきました。
しっかりと自立した姿勢を保ったうえで有効なアプローチ方法は、「相手にほどよく甘える、頼る」ことです。
先ほどもお伝えしたように、筆者が初めてお付き合いすることになった年上の男性は、パソコンを扱うことが得意でした。
筆者はパソコンなどの機械関係についてはとても苦手で、わからないことをよく先輩に聞いていました。
先輩と2人きりで過ごす時間が欲しかったため、「男性に甘える」という意識はなくパソコンのことについて質問していました。
男性からからすると、普段は頼ってこない女性がふいに頼ってくるということがとても嬉しかったそうです。
まとめ
かわいくかしこまったり、相手に話を合わせたりする年下女性の方が、年上男性からモテると思われがち。
しかし、「モテる」のではなく「好きな人を振り向かせる」ためなら、しっかりと自立した女性が男性には魅力的に映ります。
年代にもよりますが、20代~30代の男性であれば、結婚を視野に入れていることも十分に考えられます。
男性が誠実な態度を取ってくれるのであれば、女性側も誠実な態度を取って、男性との距離を縮めましょう。
意中の年上男性との恋愛がうまく行くことを祈っています♪