20歳の頃に15歳上の既婚男性と2年間不倫の関係にあり、不幸な結末となった不倫体験談をお伝えします。夜の仕事をしていた筆者は、若さゆえ感情が赴くままに突っ走った結果、不倫相手にぼろ雑巾のように捨てられました。この不幸な経験から、不倫関係にある女性が同じ傷を負わずに済むように、ぜひアドバイスさせていただきたいです。
◆目次◆
筆者プロフィール
京都に住む2児の母・ぽぽです。
現在は幸せな家庭を持つことができましたが、昔は思いのまま、まっすぐ突っ走りがちで、恋愛では痛い思いをしたこともありました。
そんな経験から、女性が幸せをつかむために、自分をどのようにふるまうべきなのかを広めていきたいです。
不倫の始まりは20歳から
筆者がとある男性と不倫関係になってしまった体験談についてご紹介していきましょう。
19歳の頃からラウンジで働いていた筆者は、元々極度のファザコン体質でした。
最低でも10歳は年齢が離れている上の方に惹かれることが多く、この仕事は天職だと思っていました。
筆者のことを気に入ってくれていたお客さんの中に、筆者のタイプの男性が一人いました。
15歳上で、唐沢敏明風のすらっとしたダンディでおしゃべりの上手な方でした。
自らアプローチして交際がスタート
妻子のある方だと知っていましたし、最初はお客様の中の一人としか思っていませんでした。
しかし、度々ご飯に連れて行ってもらううちに、だんだんと男性として意識するようになっていきました。
他の女の子にも同じように接する彼に、一度酔った勢いで「私だけに優しくして欲しい」と言ったことがありました。
そのことがきっかけで、プライベートで会うようになり、筆者の方から彼女にして欲しいと言いました。
「妻子がある自分でいいのか?」と言う彼に、筆者はもうひと押しして交際に発展。
筆者もわがままを言ったりせず、お利口な女でいようと心掛けていました。
不倫にのめり込みむことに
どんなにデートを重ねても一夜を過ごすことはなく、きちんと家に帰っていく彼。
それは当たり前のこと、覚悟していたこと。
けれど、好きになればなるほど、彼が家族のもとへ帰っていく事実を受け入れられなくなっていきました。
若干20歳だった筆者はその思いを抑えることができなくなり、わがままを言うようになりました。
「今日は泊まれないの?」
「一日一緒にいられる日はないの?」
これぐらいのわがままならば、彼もかわいらしいと受け止めてくれ、優しく諭してくれました。
「女性として好きなのはお前だけ」
「子どもが成人したら一緒になりたい」
そんな優しい言葉に、その場はいつも納得して別れていました。
彼への要求はエスカレート
彼への気持ちが大きくなるにつれ、筆者の行動はエスカレートしていきました。
わがままを言うくらいならまだかわいいもの。
次第に、家に帰った彼に電話をかけまくったり、仕事が休みの日曜日に仮病を使って彼を家に呼びつけようとしたり…
彼を自分のものにしたい気持ちを抑えられなくなっていました。
いつも優しい彼も、だんだんと嫌気がさしていることを感じました。
連絡や会う頻度も減り、そっけない彼の態度に、もうお別れの時が近づいていると察した筆者は、「いっそのこと彼の奥さんに自分の存在がばれれば良いのに」と思うまでなっていました。
不倫の結末
彼との不倫の関係を始めて2年が経とうとしていたとき、ついに事件が起きました。
夜中に頻繁にかかってくる電話やメールを怪しんだ奥さんが、彼の携帯をチェック。
それがきっかけとなり、筆者のの存在が奥さんにばれてしまいました。
用心深い性格だった彼は、自分が送ったメール履歴をいちいち消していたため、問い詰められた彼は、
「一方的に好かれている。君が望むならストーカーとして訴えても良い」
彼は奥さんにそう弁解したそうです。
とても優しくしてくれていた彼は、気持ちが重たくなり、お利口でいられなくなった筆者を平気で捨ててしまいました。
この事実を彼から聞かされ、筆者は目が覚めたのです。
不倫なんて二度とごめんです。
不倫に向いていない人とは?
不倫の多くは、
- 愛人と相手の妻もしくは夫が揉めるパターン
- 不倫関係を解消する際に揉めるパターン
など、最終的に泥沼化し、あと腐れもなく軽いノリで続けるなんていうのは難しいです。
大人の余裕を感じて既婚男性に惹かれる若い女性が増えていますが、実際に不倫関係を持ってわかることは、「不倫はそんなに甘いもんじゃない」ということ。
不倫をするということは、1つの家庭を、自分も含め、人の人生を変え得ることをしているということを、まず理解しなければなりません。
そのため、次にあげるような人は絶対に不倫には向いていません。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
①独占欲の強い人
「自分だけのものにしたい」「自分だけを見てほしい」
そんな欲のある人は不倫は向いていません。
「君だけだよ。」
男性はそう言います。
でも、あなただけではないんです。
まずは家庭が一番。
最悪な場合、愛人が複数いる可能性だってあります。
不倫をするということは、「絶対に自分が一番になることはない」と受け入れなければなりません。
独占欲の強い人はその事実に耐えられなくなり、筆者のように「相手を自分だけのものにしたい」と思うようになってしまいます。
不倫をする上で一番望んではいけないことです。
②結婚というゴールを求める人
不倫には、ゴールはありません。
不倫をする男性の中には、
「離婚が成立したら一緒になろう」
「子どもが成人したら妻と別れるから」
と期待を持たせる人がいます。
本当に今の妻と別れあなたと一緒になろうと考えている男性なら、妻ときちんと別れた後であなたと交際するはずです。
都合の良いその場しのぎの言葉を真に受け、結婚を望んではいけません。
不倫はそれ以上も以下もないのです。
結婚して幸せな家庭を持ちたいと望むなら、独身男性と普通の恋愛をして幸せの結婚をするべきです。
③自分に自信ない人
不倫に限らず、恋愛すると相手から連絡がないと不安になったり、常に自分の方が相手を好きだと思ってしまう方がいますよね。
そういった方の多くは、おそらく自分に自信を持てない人だと言えます。
そんな人は、不倫関係を持ってしまうと心が壊れてしまうかもしれません。
不倫は、相手を好きになればなるほど辛く苦しいものです。
自分に自信を持てない人は、人からの愛情を欲し、依存しやすい傾向にあります。
本当の意味で愛され、必要とされることのない不倫は、余計自分の自信を喪失させ、関係が終わる前に心が壊れてしまいます。
ハッピーエンドな不倫もある!?
多くの不倫はが不幸な結果に終わるとお伝えしましたが、ごくまれにハッピーエンドの不倫もあります。
筆者の周りにも、家庭がありながらお互いに惹かれあい、お互いにパートナーと別れ、再婚を果たしたというカップルもいます。
すべての不倫が最悪な形で終わるとは言い切れません。
出会うのが遅かっただけで、家庭をもったあとでも運命の相手に出会って思いを貫き、幸せな再婚というゴールもあります。
ただし、先ほどもお伝えしたように、その場合、相手を大切に思っているならば絶対に中途半端な関係をもったりしません。
相手を幸せにする準備ができた上で交際を申し出るはずです。
都合の良い言葉だけで乗り切ろうとする男性には、家庭を捨てあなたと一緒になるほどの覚悟はありません。
全てを鵜呑みにせず、本当にその気があるなら、別れてから出直すよう伝えましょう。
不倫から抜け出したいあなたへ
「最悪な結末を迎える前に、今の不倫関係から抜け出したい…でも彼を愛しているから言い出せない…」
そんな状況に苦しんでいる方が、一日も早く自分のために、相手のために、正しい道を選べるように、筆者から1つアドバイスをさせてください。
当たり前のことですが、不倫をやめたいと思うなら、一切の連絡を絶ち、二度と合わないことです。
筆者も不倫にハマり、彼に依存していたから、切りたくても自分からは言い出せない気持ちがよくわかります。
でも、思いを断ち切り、依存した気持ちから抜け出すためには、相手ではなく自分から別れを決めることが大切です。
別れざるを得なくなるまでズルズル行くと、ずっと心に傷として残ってしまいます。
今の状況が本当に自分の望むかたちですか?
今の自分が好きですか?
自分が一番自分を不幸にしていませんか?
勇気の要ることですが、自分で決断すること、それが不倫関係が泥沼化する前に関係を断ち切る一番の方法です。
まとめ
20歳と言う若さで不倫にハマり、20代の大切な2年間を棒に振った筆者は、泥沼不倫で大きな傷を負い、そして1つの家庭を壊しかけました。
「若さゆえ」「若気の至り」というのは単なる言い訳で、自分がしてしまったことは本当に大きな過ちです。
しかし、筆者はいま2人の子宝にも恵まれ、幸せな家庭を持つことができました。
だからこそ、過去を反省し、自分の経験が誰かの役に立てばと思えるようになりました。
不倫関係を断ち切れずに悩んでいる方が、不倫がどんな結末を迎えるのか知り、一日でも早く抜け出せる助けになれば幸いです。