マザコン彼氏

「母親想い」と「マザコン」は似て非なるもの。家族を大切にする男性は、大人で包容力があり、結婚しても妻を大切にしてくれそうなイメージです。

一方、マザコン男性は…彼氏どころか男友達でも同僚でも、ちょっと距離を置きたい存在ではないでしょうか?

「母親想い」と思い込んで、実は「マザコン彼氏」と付き合ってしまった体験談と違いを見抜くポイントを紹介。

筆者プロフィール

 湘南に住む40代のライター・ありすです。

結婚歴のないシングル女性で、遊びの恋愛や身体だけの関係は好まず、一途で真剣な恋愛至上主義。

趣味に仕事に交流にと自由にアクティブに過ごし、恋人がいる時もいない時もライフスタイルは崩さない。

マザコン彼氏と付き合った体験談

マザコン彼氏との交際体験談

最初は「マザコン」じゃなくて「母親想い」と思っていました。

筆者には弟がいて、母親が弟を「ちゃん付け」で呼ぶのにも慣れていましたし、家族だけだと未だに弟は母を「ママ」と呼びます。

弟と母親はごく普通の親子関係。マザコンでも親離れできていないわけではありません。

そのため、一般的に女性が「マザコン」と認識することでも、筆者は「男性はお母さんにはそんなもの」と許容範囲が広かったかもしれません。

マザコン彼氏との出会い

マザコン彼氏とは職場の同僚として知り合いました。

チームを組んで一緒のプロジェクトを手がけたり、2人で出張や客先に行くことも多くコミュケーションを取る機会も多かったです。

そういう中でお互いの深い話をしていくうちに、自然に恋人同士になりました。

ルックスは良く言えば、妻夫木聡にどことなく似ていて、イケメンの部類だったと思います。

線が細く、少しやせすぎていたので、たくましいタイプが好みの女性だと頼りなく感じてしまうかもしれませんが、筆者は逆にマッチョな男性が苦手なので、ちょうどよかったです。

恋愛経験も人並み以上にはあるようで、元カノとのエピソードを聞く限り、年齢以上には経験があるようでした。

ただ、性格的に細かいというか、まじめすぎて融通が効かないので息が詰まるタイプです。

交際前にそういった性格には、うすうす気づいてしましたが、一緒にいる時間が長く、情が涌いてしまっていたので、欠点には目をつぶっていました。

恋愛のはじめは、そんな感じかもしれません。

この彼氏、マザコン?気づきはじめたのは?

マザコン彼氏だと気づいたタイミング

男性の「マザコン」には寛容だったはずが…

筆者はある程度、年齢も落ち着いていたことから、お父さんお母さんを大事にする男性には、むしろ好印象を持っていました。

それは今でもそうです。

若い友人たちが

「彼氏がお母さんを車に迎えに行くからってデートを切り上げられた」

「実家暮らしの彼が、会社にお母さんの手づくり弁当を持っていってる」

とこの世の終わりのように、マザコン彼氏の悩みを話している時も、筆者は「お母さん想い」と感じてしまうほど、ジャッジは甘めだと思います。

20代だったら共感したかもしれませんが、筆者の両親も高齢になり、特に父親は命にかかわる病気を煩って奇跡の生還をしているため、お迎えに行ったり、手をひいてあげたり…それくらいはむしろして欲しいと思っています。

ところが、「マザコン彼氏」は、ちょっとレベルが違いました。

マザコン彼氏の家庭事情

マザコン彼氏の家庭には少し事情があって、彼が大学生の時にご両親が別居しています。

籍は入れたままでしたが、完全にご両親は別々になっていました。

彼は学生時代に家庭教師や宅配業でアルバイトして貯めたお金で、家を出たがるお母さんの暮らす部屋を借り、まだ40代のお母さんの生活の面倒を見ていたそうです。

友達と一緒に遊びたくても、お母さんとの生活費に消えていくので遊べない。

学業と両立して肉体的にもきついアルバイトをしているので、そもそも遊ぶ時間がなく相手から告白されて彼女ができるものの、ちっとも会えないので愛想をつかされてしまう。

…そんな学生生活を送っていたようです。

お母さんの彼への依存は、彼が社会人になり、筆者と出会った頃にはそこまでではないにしろ、やはり一般の独身男性よりは、お母さんへの金銭的負担と時間の負担は多かったように感じます。

お母さんが原因でマザコン彼氏に激怒され…

そういった家庭事情なので、ある程度は仕方がないかもしれません。

話を聞いていてあまりにお母さんの彼への依存度が高すぎるのが気になっていました。

お母さんは身体が弱い…ということでしたが、その割に週に2度も3度もショッピンクモールや高級百貨店に出かけているようでした。

健康な筆者の母ですら、そんな頻度で買い物には行きません。

マザコン彼氏があまりにも「母さんが、母さんが」と言いながら、筆者との約束を守らないので、

「お母さん、そんなに元気なら働けば良いのに」。

すると烈火のごとく鬼のような形相をした彼に激怒されました。

人様の家庭に口を出した筆者も落ち度があるかもしれません。

でも、恋人と呼んだ人から、こんな理由で怒られたことはありませんでした。

マザコン彼氏はその後、筆者の家まで来て謝っていましたが、もう恐怖しかありません。

結局、彼はお母さんがすすめる幼なじみと結婚したそうです。

マザコン彼氏の見分け方3つのポイント

マザコン彼氏の見分け方

①異常なお母さんへの肩入れは危険なマザコン

もしあなたにとっての彼のお母さんが「気が合わない年長の恐い女の人」だったとしても、彼にとっては唯一無二の生まれた時からの最大の味方です。

お母さんの悪口はあまりよくないですが、あまりにも疑問に思うこと、自分が嫌なことを言われたりされた時にやんわりと言ってみて、筆者のように異常な怒り方をされたら…

結婚したらもっと大変だと思います。

そういった時に「そんなこと言うなよ。うちのおかんもいいところあるんだからさ」と中立でたしなめるような口調なら、お母さん想いです。

とても素敵な彼だと思います。

親子関係にもよるので一概には言えませんが、むしろお母さんを邪険にするような彼氏だったら…。

今は良い顔をしていても、結婚して身内になったら「釣った魚にエサはやらない」と言わんばかりに

あなたにも冷たく邪険になるかもしれません。

適度にお母さんに優しい男性は、将来の奥さんや子供、家族に優しくしてくれるでしょう。

②お母さんにぶっきらぼうでも…照れ隠しの場合もある

高校生など思春期男子によくあるように、照れ隠しでお母さんにぶっきらぼうにしてしまうケースもよくあります。

特にまだ20代前半だと、若いお母さんだったりすると、思春期のノリをひきずっていてお母さんに冷たいことも。

電話でお母さんに話す口調が冷たく、ぶっきらぼうだからといって、それだけで判断もできないんです。

ただ30過ぎていると、さすがに「もう少しお母さんに優しくしようよ」とあなたがたしなめた方が良いかも。

マザコン…とは少し違うかもしれませんが、30過ぎて実家暮らしでごはんもお洗濯も部屋の掃除も、すべてお母さん任せが当たり前だと思っている彼は、別の意味で大変。

結婚前に「ママ離れ」をしてもらいたいですね。

③大人なのに…人生の大事なことをお母さんの言いなりに

筆者のマザコン彼氏は、お父さんが仕事で成功している人だったので、

ビジネスや男としての生き方に関しては、別居しているお父さんの意見を参考に自分で決めていて

健全な判断をしていました。

時に大人になっても、あまり働いたことのないお母さんの言いなり人生を決断してしまう…という男性もいるようです。

お母さんが専門家でその分野に関することなら別ですが、大人になってまったく素人のお母さんの言いなりに人生を決めてしまう男性は、危険度の高いマザコンだと思います。

筆者のマザコン彼氏は、お母さんのすすめる人と結婚しました。

縁が切れて良かったと思っています。

マザコン彼氏に恋してしまった時の覚悟

マザコン彼氏を好きになってしまった場合

①彼とお母さんの親子関係には立ち入らない

筆者の経験では、きっと結婚できても、その後がつらかったと思うので後悔はしていません。

だけど、そんなマザコン彼氏でも誰よりも好きで結婚したい場合は、

「必要以上に、彼とお母さんの世界には立ち入らない」

という覚悟が必要かもしれません。

もちろん結婚は家と家のことなので「まったく立ち入らない」ことは不可能ですが、「必要以上には立ち入らない」というスタンスだけでも、かなり違うと思います。

筆者も彼のお母さんが「身体が弱いからと…働かず、彼のお金で買い物三昧」でも自分のお金ではないのだから、気にしなければ良かったんです。

そういう彼に限って、お母さんの愚痴を言ってきます。

筆者が今まで付き合った人たちで、このマザコン彼氏が一番お母さんの愚痴を言っていました。

一番お母さんとの接触頻度が高い人だったので、当然そうなるかもしれません。

②結婚後も続くことを覚悟する

付き合っている時だけなら「立ち入らない」は、そんなに難しいことではないかもしれません。

問題は結婚後の方が、ずっと重くのしかかるってことです。

働かないのに買い物好きのお母さんだったら、結婚後は夫婦の共同財産…あなたの働いたお金でもあるわけです。

人間大人になって性格や意識、考え方はなかなか変わりません。

自分との約束よりもお母さんの方を優先するなら、結婚後に劇的に変わるとは思えません。

「本当にこの彼で一生いいのか…」を、好きとか嫌いは別にして冷静に見ないと不幸になってしまう危険も。

筆者のマザコン彼氏には、この傾向はありませんでしたが、まるでドラマのように、大人の彼とお母さんのスキンシップが度を過ぎている場合…。

これは人生を後悔しないためには、結婚前に見極めたいところ。

もちろんお母さんがご高齢だったり、足が不自由だったり…という理由でお母さんの手を取って守りながら歩くのは全然別ですよ!

マザコン彼氏と付き合う女性にアドバイス

マザコン彼氏

筆者は比較的、どんなタイプの男性もいいところがあり、それを好む人にとっては他人が止めることはない…という考え方ですが、自身の経験から、危険なマザコン彼氏は、DV、借金と同レベルでおすすめしません。

今はシングルマザーや離婚率も増えて、お父さんのいない家庭でお母さんに女手ひとつで育てられたという男性は珍しくなく、その環境で自立して立派な社会人として活躍している男性は、とても魅力的です。

そういった中でお母さんを大切にするのは、人として当たり前ですし「お母さん想い」はとても良いこと。

問題は、「あなたとの約束を軽視して、お母さんばかりに目が向いていること」。

どんなにお母さんに恩を感じていても、あなたに失礼な男性です。

信じてもいいマザコン彼氏の条件はひとつ。

  • お母さんを大切にしても、ちゃんとあなたにも誠意を見せてくれる人

こういう人なら、少しマザコンぎみでも、大丈夫でしょう。

まとめ

マザコン彼氏との付き合い方

筆者の弟もそうですが「男は誰でもマザコン」です。

それが笑い話のレベルであれば、気にするだけ損です。

ノリのいい彼であれば「もう、マザコンなんだから」とネタにして、

コミュニケーションのひとつにしてしまいましょう。

また、「お母さん想い」であることは、家族を大切にしてくれるマイホームパパになる素養が高い人です。

むしろ結婚相手として理想的。

誠意のあるライトマザコンか、あなたを傷つける危険な真性マザコンか…。

彼のお母さんは結婚しても縁が続くのだから、慎重に見極めたいですね。