付き合い始めたころは、「彼氏のどんなところも好き!」と思えるのに、少しずつ「彼氏がめんどくさい」と思うことも増えてきてしまうもの。彼氏が「めんどくさい」「すぐ怒る」「不機嫌になる」。そんな彼氏に対して、女性は別れたいと思っているのでしょうか?
今回は、彼氏のどんな言動に女性はめんどくさいと感じ、そしてめんどくさい彼氏に対してどんな本音を持っているのかについて、筆者の体験談をもとに解説します。
◆目次◆
筆者プロフィール
京都に住む2児の母・ぽぽです。
現在は幸せな家庭を持つことができました。
昔は思いのまま、まっすぐ突っ走りがちで、恋愛では痛い思いをしたことも。
そんな恋愛経験から、女性が幸せをつかむために、自分をどのようにふるまうべきなのかを広めていきたいです。
めんどくさい彼氏との付き合い
基本的に、束縛はするのもされるのも嫌と言うスタンスの筆者ですが、一度だけ束縛が激しくて、すぐすねてしまう「めんどくさい彼氏」とお付き合いした経験があります。
当時の筆者は18歳、「めんどくさい彼氏」は、12歳上の方でした。
筆者は、めんどくさいと思ったら、そのまま相手に伝えるタイプ。
でも、この彼氏はかなり年上だったことや、激しい性格で言い負けてしまうことから、なかなか自分の思いを伝えられないまま、彼氏への不満だけが溜まっていきました。
どんなところがめんどくさいと感じたのか、また、めんどくさいと感じ始めてから彼氏に対してどんな感情を抱いていたのか、その経験談をお話しします。
彼氏をめんどくさいと感じ始めたのは
12歳上とあって、最初は落ち着いていてとても優しくて、筆者のわがままをなんでも聞いてくれる彼氏でしたが、実はめんどくさい彼氏かもと感じ始めたのは、お付き合いから2ヶ月ほどたったころでした。
2人のデートは、いつも彼氏の仕事終わりにご飯に行って、1人暮らしの筆者の家に泊まるか、ホテルに行くかという感じでした。
まだ学生だった筆者は、アルバイトに遊びに大学にと毎日ほとんど家にいない状態で、とにかく寝る間を惜しんで遊んでいました。
でも、彼氏から仕事のあとに会いたいと言われると、予定を調整して会うように心がけていて、彼氏といる時間はとても居心地が良いと思っていました。
ある時、一緒にご飯を食べていると、彼氏が「ずっと言おうと思ってたんだけど…」と切り出しました
「いつも脚をものすごく出した格好してるよね?こっちはスーツだし、年の差もあるから、ちょっと落ち着いた服装にしたら?」
これまで、彼氏好みの服装を心がけたことはありましたが、格好のことなどを男性から指摘されたことはなかったので、少しムッとしてしまいました。
それが顔に出たのか、彼氏は「よく似合ってるしかわいいけど、みんながその脚を見てると思うと嫌なんだ。」と少しフォロー気味につけ足しました。
正直、このとき「めんどくさいな」と感じましたが、このときはまだ「ちょっとしたヤキモチかな?」くらいに思って、彼氏の言うことを受け入れました。
彼氏がすぐ怒るのでちょっとめんどくさい
初めて彼氏がめんどくさいことを言い出してからは、少しずつエスカレートしていき、筆者が多少反抗するようになると、今度はすぐ怒るようになりました。
脚を出す服装を指摘されてから、彼氏とのデートの時は、パンツスタイルやロングスカートを選ぶようにしました。
しかし、夏場には「露出が激しい」「派手な服を着るな」そして、挙句の果てには下着にまで口を出してくるようになりました。
髪を切ると、「誰に見せたいんだ?」と言われ、「今日は化粧が濃い」など、とにかくこと細かに指摘してきます。
そのため、初めは「ごめんね。気をつけるね。」と言っていた筆者も、「なんでそんなこと言われなきゃいけないの?」「あなたに関係ある?」と言い返すようになると、かなり強い口調で説き伏せてくるようになりました。
細かいことですぐ怒る彼氏のことをかなりめんどくさいと思うようになり、だんだん彼氏とのデートを避けるようになりました。
めんどくさい彼氏の束縛がきつい
めんどくさい彼氏は筆者の言動に事細かに口を出してくるようになり、次はだんだんと彼氏からの束縛がきつくなりました。
友達と遊ぶ予定があるというと、「誰?名前は?どこで?何時まで?」と詳しく聞かれ、メールを無視すると連続して送られてくることもありました。
また、彼氏といるときに男友達から電話が鳴ると勝手に切られ、連絡先を勝手に削除されたりもしました。
さすがの筆者ももう耐えられないと思い、付き合いから8ヶ月たったころに、一度「別れたい」と伝えました。
まさか別れを告げられると思っていなかっためんどくさい彼氏は、泣きながら謝ってきて「二度と束縛はしない。」と言うので、とりあえずこのときは許すことにしました。
今度はすぐに不機嫌になってすねる!
彼氏のめんどくささはどんどんエスカレートしていきました。
束縛しないと約束したもものの、彼氏にとって嫌なものは嫌らしく、筆者の言動で気にくわないことがあると、今度はすぐに不機嫌になって、あからさまにすねるようになりました。
彼氏は急に一言も口をきかなくなって、筆者が「どうしたの?」と言ってくれるのを待っているようでした。
「彼氏は自分より12歳も年上なのに、本当にめんどくさい!」もう我慢の限界でした。
気持ちが重たくて、束縛も激しく、怒るとかなり強くたたみ掛けてくるので、本当は別れたいのになかなか別れられずにいました。
しかし、すでに彼氏への気持ちは冷めてしまい、彼氏と過ごす時間はとても苦痛に感じていました。
そこで、きちんと話をしようと思い、感情的にならずに話をしました。
彼氏は別れを渋りましたが、かたくなに譲らない筆者の意志に折れて、ようやくめんどくさい彼氏とお別れできることになりました。
彼氏をめんどくさいと感じたら
付き合いがある程度長くなってくると、彼氏に対して「めんどくさい」と感じることは少なからず誰にもあるはずです。
では、彼氏がめんどくさいと感じたら、女性の多くは「すぐに別れたい!」と思うのでしょうか?
答えはNOです。
多くの女性が、まずは彼氏に不満を伝えて、改善を求めるようです。
多少彼氏がめんどくさいだけで、流せることであれば問題ありません。
あまりに束縛がきつかったり、細かいことを口出ししてきたりが続くようならば、必ずそのうち嫌気がさしてしまいます。
彼氏に対してめんどくさいと感じたら、嫌になって別れたくなるまで耐えるのではなく、まずは、彼氏に気持ちを伝えてみることが大切です。
筆者のように、不満をため込んでしまうと、彼氏との関係の修復は不可能というところまで来て爆発してしまいます。
「めんどくさいから!」とはっきり伝えるのが良い場合もありますが、相手を傷つけたくないなら、「信用されていない気がして悲しい」とか、「長く付き合っていきたいからお互い自由にできる部分もあった方がいいと思う」など、2人のこれからのためになるような言い方をすると伝わりやすいでしょう。
不満であることを伝えた上で、彼氏の態度に改善が見られればもちろん問題ありませんし、もし継続して彼氏のめんどくさい行動が目立つならば、なぜそうなるのか本人に聞いてみましょう。
実は、あなた自身の言動に、彼氏も不満に思うことがあるかもしれません。
お互いに指摘された部分はきちんと受け入れてゆずり合えれば、改善する可能性もありますよ。
残念ながら、どんなにこちらの気持ちを伝えても、自分本位の価値観を押し付けて束縛したり、モラルを傷つけてくるようなら、別れると言う道を考えた方が良いでしょう。
まとめ
「彼女のことが好きだと」いう気持ちが強いがゆえに、彼氏は束縛したり独占したりしたくなるものです。
まっすぐ伝えられれば良いですが、嫉妬心からめんどくさい言動につながってしまう悪循環になっていることもあります。
彼氏がめんどくさいと感じたら、まずは不満を伝えてお互いに気持ちを確認しあい、思いやりを持つことが大切です。
それでも改善されなければ、別れるという決断も必要でしょう。