片思いをしている人には、共通して「あるある!」と思えるような、「恋愛をしていて大変だな」と思うことがありますよね。精神的に多くのエネルギーを使う恋愛、特に「片思い」は幸せなことばかりではなく、辛いものです。
今回は、2年という長い間片思いをしていた筆者の体験談から、4つの「片思いあるある」をご紹介します!女性が片思いをしている中で「恋愛って大変だな」と思う片思いあるあるを、体験談を交えながらお伝えしていきましょう。
◆目次◆
筆者プロフィール
京都に住む2児の母・ぽぽです。
現在は幸せな家庭を持つことができました。
昔は思いのまま、まっすぐ突っ走りがちで、恋愛では痛い思いをしたことも。
そんな恋愛経験から、女性が幸せをつかむために、自分をどのようにふるまうべきなのかを広めていきたいです。
4歳上の男性に片思いした体験談
片思いあるあるをお伝えするのにちょうど良い、筆者の片思いエピソードからお伝えしていきましょう。
19歳のこと、筆者には4歳上の片思いしている男性がいました。
これまでしてきた恋愛の中でも特に自身の感情をコントロールできず、かなり空回りの多い片思いでした。
片思いのお相手がかなり自由奔放な性格だったため、振り回されたりもして「しばらく恋愛はこりごり…」と思うほど、恋愛の大変さを感じた片思いでした。
誰にでも優しい男性にひとめぼれ
大学生だった筆者が、当時アルバイトしていた居酒屋さんで、バイトリーダーだった4つ上の先輩には双子の弟がいました。
真面目でいつも厳しくて、機嫌が表に出やすバイトの先輩とは対照的に、気配り上手でみんなに優しく、自由奔放な性格だった弟。
弟さんは、筆者がバイトを始める少し前までそのお店で働いていましたが、チェーン店の違う店舗へ異動していました。
筆者以外の従業員はその弟さんとも仲が良かったため、バイト先の飲み会には彼も参加していたことでが彼との出会いのきっかけになりました。
バイト先の先輩はとっつきにくくて苦手意識を持っていましたが、同じ顔なのにとても気さくな彼のことをすぐに好きになってしまいました。
片思いのお相手に積極的にアピール
何度か会ううちに、片思いのお相手の彼の連絡先をゲットして、毎日のように連絡を取り合いました。
なんの用事もないような世間話に、片思いの彼はマメに返信をくれました。
メールを送るとずっと携帯とにらめっこして、彼からの返信を待ちました。
そして、返ってくるたびに嬉しくて急いで返信。
でも、彼からの連絡がなくなると落ち込んで、「もっと質問系のメールが良かった?」「返すの早すぎた?」「面倒くさいと思われてる?」とかなり悩みました。
「バイトだったよ」と時間が経ってから返信が来ると、また安心しての繰り返しで、彼のひとつひとつの行動に一喜一憂する日々でした。
それでも連絡が途切れることがなかったため「脈ありかな?」と思い、メールの内容をだんだん恋愛話に持って行きました。
「彼女いますか?」「タイプの女性は?」「今度良かったら映画いきませんか?」どんどん前のめっていく筆者。
それと同時に、少しずつ減っていく片思いのからの返信。
筆者の好意がわかるような内容のメールを送り出してから、明らかに少し距離を取られているのを感じました。
片思いを諦めるために思い切って告白
片思いの彼に、明らかに脈なしサインを出されて、ショックを受けながらも、彼への思いを諦めきれずにいました。
まだ何もしていないのに好きという気持ちをなかったことにはできず、筆者は思い切って告白することにしました。
きちんと振られれば、きっぱり諦めて次に進めると思ったのです。
飲み会で会うきっかけが
告白を決意したころにある飲み会があり、筆者と片思いの彼が会うタイミングがありました。
お酒には強いのに、珍しく飲みすぎて酔いつぶれてしまった片思いの彼。
周り友人たちから彼を家に送り届けるよう言われたので、家まで送っていくことにしました。
家に着いて、少し落ち着いた彼にお水を一杯渡しました。
「ありがとう。」という彼を見て、好きという気持ちを抑えられなくなりました。
こんなに酔っている人に言っても意味がないと分かっていながら、「○○さんのことが好きなんです。付き合ってもらえませんか?」と告白してしまいました。
彼は何も言わず、筆者の頭をポンポンとして抱きしめてきました。
まさかの展開に、ドキドキが止まらなくて嬉しさをこらえていると、なんとそのまま彼は眠ってしまいました。
彼に布団をかけて家を出ましたが、「一体どういうつもりで抱きしめたりしたんだろう?」その真意がわからず、モヤモヤした気持ちと、彼の腕の余韻が残ってドキドキした気持ちのまま朝を迎えました。
片思いは実らず
次の日、彼に「昨日のこと覚えていますか?」とメールしました。
「覚えてる。けど、ごめん。なかったことにして忘れてほしい。」と返信が来ました。
あんなに人を期待させておいて…筆者の心は乱れまくりました。
こんな形で振られるのならば、初めからはっきりと振られる方がよっぽどマシでした。
なぜ、酔っていることをわかっていて告白なんてしてしまったのか?
脈なしとわかっていてなぜ期待してしまったのか?
少しでも、片思いの彼の行動にドキドキした自分が悔しくなりました。
しかも、のちに分かったのは、彼には彼女がいたということ。
筆者は都合よくキープされていただけだったようなのです。
そんなことも知らず、彼に好かれるために必死で押したり引いたり、馬鹿みたいに駆け引きを頑張っていたことがとてもむなしくなりました。
彼女がいることを知って、彼の連絡先を消して、もう会わないと決めました。
ただ、その後も彼のことが好きだという気持ちは、しばらく消えませんでした。
こんな辛い片思いを経験した筆者が、片思いあるあるをご紹介します。
片思いあるある①:彼にふりまわされる
片思いあるあるの1つ目は、彼のひとつひとつの行動に振り回されてしまうこと。
片思いのお相手がメールをくれたら、それだけで浮かれて…返信が遅いだけで落ち込んで…彼にあいさつされるだけでドキドキして…違う女の子と話していたら不安になって…
自分の感情が彼の行動によって決まってしまうので、片思いの彼の言動ひとつひとつに振り回されていました。
片思いあるある②:勝手に空回り
片思いあるあるの2つ目は、勝手に押したり引いたり駆け引きをして空回ること。
片思いをしていたら、誰もが経験することだと思います。
メールの返信をあえて遅らせてみたり、好きなのに素っ気ない態度を取ってみたり、今度は積極的にアピールしてみたり、筆者もいろんな駆け引きをしました。
しかし、こちらに気のない片思いの彼には、そんな駆け引きはなんの意味もありません。
どんなにこちらが押したり引いたりしても、片思いの彼は、一貫して冷静でいつも通り。
すると、筆者が勝手にしていたことなのに、無駄だったと落ち込んだり、素っ気ない態度が裏目に出たりして、とにかく空回り。
好きな気持ちが大きくなるほどに、片思いの彼の気持ちを動かそうとすると1人で空回りすることが多かったです。
片思いあるある③:機嫌をとってしまう
片思いあるある3つ目は、片思いの彼に嫌われたくないあまり、嫌なことを嫌と言えず、片思いの彼の機嫌を取ろうと必死になってしまうことです。
片思いの彼は、みんなに優しくて気さくな性格でしたが、縛られることが嫌でかなり自由奔放な人。
そのため、前もってしていた約束を守ってもらえないことがよくありました。
明らかに彼の方が悪いのに、それを責めることができず、むしろ「全然いいよ!」と嫌われないために彼の顔色ばかり伺っていました。
惚れたもん負けとよく言いますが、まさにその通りです。
嫌われたくないと思ってしまうと、自分の思いをきちんと伝えられなくて辛くなってしまいます。
片思いあるある④:嫉妬して自己嫌悪
最後の片思いあるあるは、恋愛には付き物の嫉妬(しっと)です。
片思いの彼は、男女関係なくみんなに優しい人だったので、自分以外の女性に優しくしたり気さくに話しかけている姿を見ると、ものすごく嫉妬していました。
付き合っているわけでもない片思いの彼が、他の女性と話していたり、他の女性の話をしたりしているだけで、あからさまにショックでテンションが下がっていました。
なんの関係もない筆者がいきなり暗くなるため、周りは気を使ってくれていました。
その気遣いを感じると、勝手に自己嫌悪に陥ってしまい、どんどん悪循環に入っていってしまいました。
片思いをしている人みんなが経験する嫉妬。
「好きな男性が、自分以外の女性に優しくするのが嫌だ!」と思うことは当たり前です。
でも、片思い中はそれを伝えることができないのでとても辛いですよね。
まとめ
片思い中の方には、「あるある!」と共感してもらえたのではないでしょうか?
好きという気持ちが大きいほど、恋愛って大変だなぁと思うことが多いですよね。
片思いの彼の言動に振り回され、勝手に空回り、そして嫉妬して…本当に恋愛はエネルギーを使います。
それでも気持ちを抑えられないのが片思い。
片思いが辛くても、乗り越えた先にその気持ちが成就する日が来ることを願っています。