別れた彼氏のことが忘れられない。元カレ以外の人とはもう付き合えない。大好きな彼氏との別れを受け入れられず悩む女性はたくさんいます。そんな未練を断ち切る、あるいは復縁を求めるなど、本当の意味で幸せになるには、どうしたら良いのでしょうか?
今回は、元カレへの未練が断ち切れず、辛い思いをしている方に向け、どのように対処したら良いのか、元カレへの未練を断ち切れなかった女性経験者が3つのアドバイスをします。
◆目次◆
筆者プロフィール
京都に住む2児の母・ぽぽです。
現在は幸せな家庭を持つことができました。
昔は思いのまま、まっすぐ突っ走りがちで、恋愛では痛い思いをしたことも。
そんな恋愛経験から、女性が幸せをつかむために、自分をどのようにふるまうべきなのかを広めていきたいです。
元カレと未練の残る別れをした体験
これまで色々な彼氏とお付き合いし、そしてお別れを経験してきた中で、1つだけ元カレに未練の残る恋愛がありました。
筆者はあまり引きずらないタイプで切り替えのですが、なかなか未練を断ち切れず、気持ちの整理をつけられなかった恋愛の体験談からお話しします。
元カレとは不倫関係
元カレへの未練をなかなか断ち切れない恋愛を経験したのは、筆者が20歳のときのこと。
当時、18歳年上で、家庭のある方とお付き合い、つまり、不倫をしていました。
不倫のお相手は、筆者がアルバイトとして働いていた飲食店の常連さんで、とても優しく穏やかな方でした。
初めはただのお客さんで、たまに美味しいものを食べに連れて行ってもらったり、誕生日などにはプレゼントを買ってくれたりする、お父さんのような存在でした。
しかし、次第に彼に惹かれていってしまった筆者は、自分を女として見てほしいと思うようになりました。
「かわいい」「かわいい」といつも彼は言ってくれましたが、それは娘や妹的な感覚に思え、一度酔った勢いで「奥さんと私、どっちがかわいい?」と聞いてしまいました。
彼は少し戸惑いながらも、「お前の方がかわいいよ」と言いました。
それが嘘であったとしても嬉しくて、その日彼に甘えた流れで体の関係を持ってしまい、そこから2人の付き合いが始まりました。
彼には奥さんも子どももいることはわかっていたし、はじめはお行儀よく彼の邪魔にならない存在でいようと思いました。
しかし、どんなに筆者のことを好きだと言ってくれても、どんなに優しくしてくれても、不倫相手の彼は、奥さんのいる必ず家へ帰っていきます。
そして、家に帰れば連絡は一切できないし、休みの日は彼が何をして過ごしているのかさえ知りません。
そんな関係だと分かっていたのに、好きという気持ちがどんどん大きくなり、気持ちを抑えることができなくなりました。
不倫相手との別れ
不倫相手の男性への気持ちに歯止めが効かなくなった筆者は、だんだんわがままを言うようになりました。
それでも彼は必死に受け止めようとしてくれ、責めたり怒ったりせず、優しくなだめて納得させようとしてくれました。
そして、わがままはどんどんエスカレート。
帰るのを引き止め、帰ってしまったら彼にメール。
メールがダメなら電話し、休みの日も関係なく彼に連絡していました。
もはやストーカーのようになった筆者に対して、不倫相手の彼は「立場を理解した上で付き合えないなら、もう一緒にはいられない」と言いました。
その言葉に泣きながら許してほしいと伝え、二度と困らせないと約束しました。
しかし、結局気持ちを抑えられず、不倫相手の彼が帰った後、何度も電話をかけてしまいました。
彼の奥さんが、夜中に何度も鳴る電話に不信感を覚え、携帯をチェック。
筆者の存在がバレてしまいました。
ただ、筆者の行動がエスカレートしたことで用心していた不倫相手の彼は、筆者へのメールの送信履歴や電話の発信履歴をすべて削除していました。
そのため、奥さんから問い詰められた彼は、「一方的に言い寄られている。こっちも困っている。ストーカーだ」と弁解し、なんとかその場を収めました。
その後、不倫相手の彼と筆者は一度会って話すことになりました。
奥さんとのいざこざがあった経緯を説明され、「二度と会わないし、二度と連絡もとらない」そう言われ、目の前でメールも電話も拒否されました。
こうして、1年半の不倫は終わりました。
元カレへの未練は消えず
「不倫の結末なんてこんなもの」そうは思っていたものの、なかなか元カレへの未練を断ち切ることができません。
あまりにもあっけなく切り捨てられ、モヤモヤした気持ちの行き場がなく、どうしようもありませんでした。
彼と行ったレストラン、彼にもらったプレゼント、彼からのメール、彼と見た映画。
全てが幸せで、できるならもう一度と願いました。
けれど、その気持ちを元カレに伝えるすべが、筆者にはもうありませんでした。
元カレに連絡を取れないことが辛くて悲しくて、とても次の恋なんてできそうもありませんでした。
あまりにも悩みすぎて、占いに通い詰めたりもしました。
元カレへの未練から抜け出すきっかけ
元カレへの未練タラタラで、なかなか断ち切れない姿を見かねた友人が、無理やり筆者を合コンにつれて行ってくれました。
全く乗り気でもなかったのですが、合コンとあって、久しぶりにきちんとメイクして、きちんとオシャレをしました。
それだけで少し元気が出ました。
合コンが始まるとすぐに、友人が「この子、失恋真っただ中で、病みまくってるから」とみんなの前で暴露。
すごく恥ずかしかったですが、初対面の男性たちは「こんなかわいいい子捨てるなんてバカだなー」と言ってくれました。
嘘でもお世辞でも、そう言ってもらえて救われる気持ちでした。
結局、その合コンが恋愛に発展することはなかったものの、良い気分転換になり、一度元カレへの未練について、冷静に考えようと思えました。
元カレへの未練を断ち切るために
元カレとお別れしてから、初めて別れと未練について向き合ってみました。
①なぜ別れに至ったのか
まず考えたのは、なぜ元カレと別れることになってしまったのか。
それは、筆者が元カレのことを好きすぎてしまったから。
②どうすれば別れずに済んだのか
では、どうすれば彼とお別れせずに済んだのでしょうか。
元カレとの関係が不倫であると自覚して、好きと言う気持ちを抑え込み、賢く行儀よくルールを守ってお付き合いしていれば良かったのです。
③それって幸せ?
付き合っている彼のことが好きなのは当たり前。
その気持ちを素直に表現したいと思うのも当たり前。
だとしたら、それができない恋愛は本当に自分にとって幸せなのでしょうか?
こう考えた時、筆者は目が覚めました。
筆者は不倫相手の彼と一緒にいて、彼を好きになって、彼を大切にしても、幸せになれなかったのです。
それに気がついた時、心がスッキリしました。
幸せになれない恋愛なら終わって正解。
むしろ、「若いうちで良かった!」と思うことができて、急に元カレへの未練がなくなり、どうでも良くなったのです。
元カレへの未練を断ち切りたいときすべきこと
大好きな元カレとの別れが受け入れられず、未練が残ってしまった方、まず一度冷静に考えてみましょう。
①別れた原因はなにか?
別れた原因が、2人のすれ違いやケンカの延長でのお別れならば、修復や復縁の可能性はあります。
しかし、性格の不一致や、彼氏に好きな人ができたなどの場合、復縁は望めません。
まずは、冷静に別れの何が原因かを考え、その原因は取り除けるものなのか考えましょう。
②思い出を美化していないか?
彼氏に別れを告げられた瞬間、彼氏や彼氏との思い出を、全て美化していませんか?
元カレへの未練が残っていると、別れた後ですべてが幸せだったように錯覚してしまいます。
冷静に思い返してください。
元カレと付き合っていたことで、嫌だと思っていたことはありませんか?
逆に、元カレと別れたことでよかったことはありませんか?
冷静に考えると、「意外と元カレのこと、好きじゃなかったかも」と思えるかもしれません。
③気を紛らわせる
失恋の後は、感傷に浸りたくなりますよね。
でも、冷静になるためにも、一旦気を紛らわすことはとっても大切。
仕事を頑張るのも良し、趣味に没頭するのも良し、筆者のように合コンに行ってみるも良し。
女友達と思いっきり遊ぶなど、思い悩んでいる状況を少し変えてみると、冷静になって見えなかったものが見えてきます。
それでも元カレへの未練が断ち切れない場合は告白
冷静になってきちんと別れに向き合って、それでもどうしても元カレへの未練が断ち切れないなら、思い切って復縁したいことを伝えてみましょう。
ただし、しつこく連絡をしたり、何度も告白することは絶対にNGです。
きちんと自分と向き合い冷静になった状態で、少しでも復縁の可能性があると思う場合は、一度元カレに連絡を取り、会うきっかけを作りましょう。
そして、元カレに会うことができたなら、素直に気持ちを伝えます。
それでも元カレの気持ちが動かないなら、もう二度と連絡を取れないよう、連絡先と思い出の品を全て捨ててください。
残念ながら、元カレに会うことを拒まれてしまった場合も同様にしてください。
まとめ
元カレへの未練を断ち切れずに、思い悩んでいる女性は実はとっても多いものです。
一緒にいた期間が長ければ長いほど、特に。
でも、元カレへの未練は、一時的な感情の可能性もあります。
きちんと冷静になったら、案外あっさり次へ行けたりもします。
まずは冷静になって考え、それでも諦められないなら、思い切って元カレへ復縁を求めることも次へ進むためには必要です。